こんにちは。まとんです。
我が家はずっとスティック型掃除機エレクトロラックスのエルゴラピートを愛用していました。しかし購入から約5年、バッテリーの充電が10分程度しか持たなくなり、これはさすがに買い替え検討をしなければなりません。
まだどれにするかは決めてないんですが、すでに切羽詰まった状態に追い込まれているので、本気で買い替えを検討しているスティック型掃除機6選をご紹介します。
機能とデザインが両立されていないと買う気がしないですよねー。
2019/1/31追記
まとん
スティック型掃除機のメリット
スティックとキャスター
掃除機はスティック型とキャスター型に分けられます。
キャスター型とは本体とノズルが分かれているタイプ。
こういうタイプですね。
スティック型は本体とノズル、ハンドルがすべて一体になっているもの
スティック型のメリット
- 収納場所を取らない
- デザイン性に優れる
- 取り回しが容易
本体が文字通りスティックのようで、立てて収納できるため場所を取りません。基本的に出しっぱなしであることを想定しているため、インテリアに溶け込むようなデザインに富んでいるものが多いです。
また、ノズルで本体を引っ張るキャスター型と違い、取り回しが容易なことがメリットです。
スティック型掃除機の選び方
紙パックとサイクロンのメリットとデメリット
吸い込み方式には、大きく分けて紙パックとサイクロン方式があります。
メリット
- ごみ捨てが容易
- 掃除機自体の手入れがいらない
- ゴミを捨てる期間が比較的長い
デメリット
- 紙パックの準備が必要
- ゴミがたまると吸引力が落ちる
サイクロン方式のメリット
- ゴミがある程度たまっても、吸引力が落ちない。
- 紙パックもいらずランニングコストが安い
サイクロン方式のデメリット
- こまめにゴミを捨てないといけない
- フィルターなどのメンテナンスが必要
紙パックはやはりランニングコストがかかることがデメリットではあります。
サイクロンのデメリットはゴミ捨て。ほとんどがゴミのタンクから直接捨てるもの。この際細かいゴミが空気中に舞ってしまいます。
アレルギー持ちの僕にはこれが最大のデメリット。小さいお子さんのいる家庭でも同じように気になるのではないでしょうか。
エルゴラピートもこれが一番のネックでしたので、今度は紙パックにしたいと思っています。
重量
本体の重量は2㎏が一定の目安になります。2㎏を切るようだとまずまず軽量です。1.5㎏を切ってくるようなものはその軽量性を売りにしている掃除機です。
2㎏と1.5㎏を目安にすればいいですね。
吸い込む力
吸い込む力は「吸引仕事率」と呼ばれ、〇〇wで表示されます。
紙パック式の場合はこの数字が大きければ大きいほど吸い込む力も強いのですが、サイクロン方式は少し違います。
サイクロン方式はフィルターを通さなくてもいいので、その分吸い込む力が少なくて済みます。そして最新の技術を採用しているものほど、少ない力で効率よく吸い込めるように改良されています。
そのため、吸引仕事率は低くても吸い込む力は強いという逆転現象が起こっています。
運転時間
少し前までは20分前後だった運転持続時間ですが、最近は30分を超えるものも出てきました。
30分持てば優秀なほうなので、このあたりが目安になってきます。
本気で悩んでるスティック掃除機がこちら
前置きはこれくらいにして、今本気で購入検討している6つの掃除機を自分の思考整理もかねてまとめてみました。
どれもおすすめできるモノなので、スティック型掃除機をさがしている人はぜひ参考にしてください。
男ごころをくすぐるメカメカしさ シャーク EVOFLEX S30
吸い込み方式 | サイクロン |
吸い込み仕事率 | 非公表 |
重量 | 3.3kg |
運転時間 | 約66分 |
ここがおすすめ
- パイプが曲がって家具の下まで掃除できるギミック
- 一つのヘッドであらゆるゴミを吸い取る
- 最長66分の長時間稼働
パイプが曲がる
シャーク EVOFLEX S30は、ものすごくロボ感のある外観で、これはこれで男ごころをくすぐるオシャレさを持っています。
シャーク EVOFLEX S30の特徴は何といってもこのパイプ。ボタン一つでパイプが真ん中で折れて、ソファなどの家具の下まで届く優れもの。このギミックとにかくかっけぇ!
この折り畳み機能は収納時にも大活躍。このようにパイプが折りたため、掃除機を自立させられるので、どこにでも収納できます。
一見ごついEVOFLEXですが、結構コンパクトにすっきりと収まりそう。でも出しっぱなしOKって感じではないですね。この辺が悩みどころ。
一つのヘッドであらゆるゴミを吸い取る
柔らかいローラーとブラシのコンビで、ヘッドを変更することなく、フローリングからカーペットまでどんな床でもぐんぐんゴミを吸い取ってくれます。
前面ローラーが床面との密閉性を確保しつつ、大きなごみを誘導。後ろのブラシはカーペットの奥のゴミでもブラシでゴリゴリかきだす!
66分も稼働するバッテリー
これも地味にありがたいですね。30分持てばいいほうなスティック掃除機において66分は圧倒的。2LDKの我が家なら一気に掃除してしまえそう。
ゴミはワンタッチで簡単に捨てられる
紙パックではないのが惜しいところ。ただパカッとふたが開いて簡単にゴミが捨てられるのはいいですね。
3.3kgの重量とこのゴミ方式が悩ませてきます。それ以外は結構ツボなんですけど。
ふとん用ヘッドなど、豊富なアクセサリーもポイントが高いですね。
布団のダニになんかはふとん乾燥機カラリエを使えば外干しするより簡単にやっつけられるのですが、ダニの死骸をそのままにしておくと、それはそれでアレルギーの原因に。マジ迷惑やなダニ。
ふとん乾燥機をかけた後、こいつで吸い取ってやれば完璧。
クールなデザインで狭い場所もすいすい パナソニック IT MC-PBU510J
吸い込み方式 | 紙パック |
吸い込み仕事率 | 非公表 |
重量 | 2.3kg |
運転時間 | 約15分~約30分 |
ここがおすすめ
- 安心安全の紙パック方式
- 縦にも横にも回転して壁際も吸い込めるヘッド
- とにかくクールなデザイン
まとん
紙パック方式のIT
ITはサイクロン方式しかなかったんですが、個人的に待望の紙パックのものが発売されました。ありがとうパナソニック!
隙間にも入るし壁際も吸い込めるヘッド
ITといえばこのヘッド!くるっと回転して隙間に入り込んで行きます。
壁際も密着して吸い込めて、しかもそのまま横方向にスライドできてしまう。
2.3kgとスペック上はやや重たいんですが、パワーヘッドが自走してくれるので体感としてはそれほど重たく感じないはず。
カーペットでもぐんぐんゴミを吸い取れる!
とにかくクールなデザイン
なによりこのデザインですよね。やるやん日本の家電メーカー。
正面からみるとスリムな1本のスティックにしか見えないこのミニマルきわまりないデザイン。シルバー×ブラックのカラーがとてもツボ。
壁掛けでも、立てかけても充電できます。
壁掛けがすっきりしますが、賃貸には厳しいな。…と思ってたらスタンドがありました!
これで安心。これか、後で紹介するツインバードのどちらかが今のところ購入候補。
コスパ界のレジェンド マキタCL182FDRFW
吸い込み方式 | 紙パック |
吸い込み仕事率 | 強:37W 標準:10W |
重量 | 1.5kg |
運転時間 | 約40分 |
ここがおすすめ
- 安くて軽い
- 強力な吸い込み仕事率
- 充電時間が短い
安くて軽くて実用性抜群
マキタのスティック掃除機は、安さと軽さがメリット。そして、安くて軽いのに吸い込む力が強いことでも有名です。
不動産管理の仕事をしているぼくからしても、清掃業者のほとんどはこのマキタの掃除機を使っている印象すらあります。
その実用性や耐久性は折り紙付き。中でもこのCL182は最上位機種で吸引力も最強クラスです。ビル清掃で鍛えられたその性能は、細かな目地に詰まった砂ぼこりさえ吸い出せるようにブラッシュアップされています。
紙パックもワンタッチで捨てられてノーストレス。
また実用性に振り切っているため、見た目の業務用感がぬぐえません。出しっぱなしにすることを想定すると、ややデザインに難あり。
強力な吸い込み仕事率
標準時は10Wとそれほど強力ではないですが、「強」にしたときは37W。スティック掃除機としては最強クラスの吸い込み仕事率を誇ります。そしてバッテリー限界の20分近くまで使い続けても吸い込む力が衰えません。
短い充電時間とスペック以上に長持ちする印象のバッテリー
スイッチを押している間だけ吸い込み、離すと停止する方式なので、スペック以上にバッテリーが長持ちする印象があります。
充電時間がわずか22分なのも魅力。使いたいときにすぐ使えます。
連続運転にも切り替えることができるので、広いリビングを掃除する際は連続運転、サッシなど入り切りを繰り返して掃除する際は通常運転と使い分けることも可能。
ただし、バッテリーが上部にあるため、全体の重量バランスが上に偏っています。重心が上にあると、意外と取り回しで疲れるので注意が必要です。
実用性とコスパの良さなら間違いなく上位に入る機種です。
インテリアとして魅せたいデザイン ツインバード TC-E261S
吸い込み方式 | 紙パック |
吸い込み仕事率 | 23w |
重量 | 1.5kg |
運転時間 | 約30分 |
ここがおすすめ
- むしろ見せたいくらいの秀逸なデザイン
- すいすい動いてカーペットにも対応したパワーヘッド
- マグネット充電
秀逸なデザインが好き
「使わないときのたたずまいをデザインする」と銘打たれているくらい、そのデザインは魅力的。
すいすい動くパワーヘッド
ヘッドが左右に180度回転し、並行方向にも動きます。隙間もくまなく掃除できて、取り回しのストレスも大幅に軽減されます。
パチンと気持ちいいマグネット式充電
マグネット式充電で壁掛けにも対応しています。パチンと充電プラグがハマるのが絶対気持ちいい。
これとパナソニックのITが今のところ、購入候補1位です!
サイクロンパワーヘッドでかき出す! アイリスオーヤマKIC-SLDCP5
吸い込み方式 | 紙パック |
吸い込み仕事率 | 非公表 |
重量 | 1.4kg |
運転時間 | 約20分 |
ここがおすすめ
- サイクロンパワーヘッドが隙間のゴミもかき出す
- 本体に静電モップを内蔵
- 下重心でかけ心地すいすい
ゴミをかき出すサイクロンパワーヘッド
フローリングの隙間にあるゴミもどんどんかき出すサイクロンストリームヘッドを搭載しています。これが一番の魅力。
隙間のゴミがなかなか吸い出せないと、ちょっとイラっとしますよね。
もちろん紙パックです。今回はこれが重要。
ゴミを捨てる際に粉塵がまったりしません。
ほこり感知センサーを搭載していて自動で吸い込む強さを調整してくれます。地味ですが、効率よくバッテリーを消費してくれますね。
本体にはモップが内蔵
アイリスオーヤマっぽいなと思ったのがこの本体に付属した静電モップです。
本体の帯電ケースで静電気を発生させ、ほこりを取った後は、掃除機で吸い取って同時に放電させられる。
これ、イロモノのように見受けられますが、個人的にはよくできてると思います。掃除機かけてるときにモップがけしたくなるちょっとした場所ってよくありますよね。
あとでやろうと思って、そのまま忘れちゃうこともしばしば。なのでこの掃除機本体にモップが収納できるというのは秀逸。
重心が下にあるから操作が軽い
しっかりといる自立するくらい重心が下にあります。重心が下にあると、実際のかけ心地が全然違います。そもそも1.4kgで軽量なんですけど、さらにすいすいと掃除することができますね。
かわいいデザインと長時間運転 ±0(プラマイゼロ)コードレスクリーナー B021
吸い込み方式 | 紙パック |
吸い込み仕事率 | 30w |
重量 | 1.3kg |
運転時間 | 約57分 |
ここがおすすめ
- 落ち着いたカラーバリエーション
- 驚異の57分運転
- ふとん用ノズルが付属
落ち着いたカラーバリエーション
おしゃれなプロダクトを続々とおくりこんでいるプラマイゼロ。スティック掃除機もさすがにおしゃれです。見た目だけなら一番かもしれません。
ベージュっぽい色は他では見かけませんね。
標準モードで57分運転が可能
せいぜい30分程度の運転時間のものが多い中、プラマイゼロB021は驚異の57分運転。これはすさまじいですね。これだけあれば、2LDK程度の家なら全部屋一気に掃除できちゃいます。
ふとんノズルが付属
同色のふとんノズルがついてきます。布団のダニなんかはふとん乾燥機カラリエを使えば外干しするより簡単にやっつけられるのですが、ダニの死骸をそのままにしておくと、それはそれでアレルギーの原因に。マジ迷惑やなダニ。
ふとん乾燥機をかけた後、こいつで吸い取ってやれば完璧。
ふとんノズルはついてくるんですが、通常のノズルはパワーヘッドでもなんでもありません。30Wと吸込仕事率が強力なので、問題になることは少ないと思いますが、カーペットが苦労しそう。
さいごに
たくさん書いてみて、個人的にはパナソニックのITかツインバードに傾きつつあります。デザインと機能のバランスがいいんですよね。
やっぱり出しっぱなし収納が前提なのでインテリアとして溶けこむものが欲しいなと。
うーん、どうしよ。
今回紹介したアイテム