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Apple Pencilの代替品まとめ|マジで使える格安タッチペン5種類を比較レビュー

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インフレや円高の影響をモロに受けて、どんどん値上がりが続くApple製品。iPadの必須アクセサリーでもあるApple Pencilは15,000円からいまや20,000円近い金額になってしまいました。

持ち歩く頻度も高く、使用するシーンも多いApple Pencilは同時に無くしやすいというリスクも抱えています。

15,000円でも緊張感をもっていたのに、2万円ともなるとちょっと持ち歩くのにもドキドキしてしまいます。

そこで候補になるのが格安タッチペン。3,000円前後で買えるにも関わらずApple Pencilと遜色ない書き心地のアイテムがたくさん出ています。

スタイラスペンの選び方、今回購入した5つのアイテムの中からおすすめのアイテムをご紹介したいと思います。

この辺りの価格帯なら、無くしてもそんなにダメージもないですし、心置きなく使えるのではないでしょうか。

iPad用格安スタイラスペンの選び方

ここで紹介するポイントはこんな使い方をする人を対象にしています。

  • 商談メモや勉強ノートの代わりに使う
  • 本格的なイラストは書かない
格安スタイラスペンを選ぶときのポイント
  • パームリジェクションは必須
  • マグネットや充電方法
  • 傾き検知はそこまでいらない

パームリジェクションは必須

パームリジェクションは書く方の手をディスプレイに置いて書いても、置いた手の方を感知せずにペン先だけに反応してくれる機能です。これが搭載されていることによってしっかりと手をディスプレイに置いて、安定して字やイラストを描くことができます。

この機能はほとんどの格安スタイラスペンでも実装されていますが、稀に対応していないものもありますので、購入の際はスペックを必ず確認してください。

マグネットや充電方法

最近のスタイラスペンはApple Pencilと同じようにマグネットでiPadにくっつけて持ち運べるものも増えてきました。

何かを思いついた時にさっとメモを取れるというのもiPadとApple Pencilのいいところだと思うので、マグネットでくっつく機能はあるに越したことはないでしょう。

その状態でタッチペンに充電できるアイテムも出てきています。

充電にケーブルがいらないのはメリットになりますが、個人的にはケーブルを使った充電もそこまで面倒ではないのでこのあたりはどこまでApple Pencilに近い使い心地を求めるかによりますね。

傾き検知、筆圧検知はそこまで必要ではない

ほとんどのスタイラスペンでは「傾き検知あり、筆圧検知なし」になっています。

筆圧検知に関しては、この機能を搭載しているサードパーティ製のペンは見たことがありません。

これらの機能は本格的にイラストを描くのでなければ、はっきり言って不要です。

商談メモや、勉強のノートに使ったり、イメージを伝えるのに簡単なスケッチを描く程度であれば筆圧検知どころか傾き検知検知も全くいらないというのが僕の結論。

大事なのはペンの反応速度

傾き検知や筆圧検知は本当に不要です。大事なのはペンの反応速度や追従性。

自分が書いているペンの動きに合わせて、遅延なしに線がついてくるか、書きたいと思っているポイントとズレはないかが最も大事なチェックポイント。

先に結論を書いておくと、この部分に関しては今回紹介するペンはどれもほぼApple Pencilと大差ありません。

もちろん細かなニュアンスまで表現したいという人には違いがあるのかもしれませんが、少なくとも僕が使う分にはどれも違いを感じることはできませんでした。

タッチペン5種類を紹介

今回ご紹介するアイテムと、Apple Pencilとの比較表がこちら。はっきり言って「書く」という部分だけで比較すると、どのペンもApple Pencilとの違いはほとんど感じませんでした。

まとん
まとん

KINGONEのはイマイチでしたけど…

なのでここからは書き味以外の部分での比較を中心に、おすすめポイントを紹介していきたいと思います。


Apple Pencil
(第2世代)

Goojodoq
GD13

Ciscle
タッチペン

RICQD
S10

USGMOBI
S03

KINGONE
タッチペン
価格19,271円3,999円3,999円2,650円2,599円3,999円
サイズ長さ:16.6cm
重量:20.7g
長さ:19.2cm
重量:60 g
長さ:‎18.5cm
重量:60 g
長さ:‎15cm
重量:13 g
長さ:16cm
重量:17.8g
長さ:19.4cm
重量:20 g
連続使用時間12時間10時間11時間8時間24時間
充電時間30分で90%120分90分90分90分
パームリジェクション×
傾き検知機能
筆圧検知機能×××××
ダブルタップで
機能切り替え
×××××
マグネット内蔵×
ワイヤレス充電××××

一番Apple Pencilに近い|GoojoDoq GD13

総合

書き心地

機能性

Goojodoq GD13タッチペンは、現状発売されているiPad用のタッチペンの中では最もApple Pencilに近いアイテム。

パームリジェクションや傾き検知機能はもちろん、iPadにくっつけて持ち運べて、そのままワイヤレス充電にも対応しています。

このペンで僕が一番気に入っているのはペン先がApple Pencilと互換性があること。

Apple Pencilはペン先を交換して書き味をカスタマイズすることができるんですが、GoojodoqのタッチペンはApple Pencilのペン先と同じ規格のものがさいようされているので、同じようにペン先を交換することができるんです。

サードーパーティ製のタッチペンはペン先も独自規格なことが多く、ペン先の互換性はないものがほとんどなので、この点はものすごく推せます。

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ペン先にボタンが付いた|Apple Pencilを超えたかもしれないCiscleのタッチペン

総合

書き心地

機能性

Apple Pencilには無い機能を追加してガジェット的に面白いなと思ったのがCiscleのスタイラスペン

パームリジェクション、傾き検知というタッチペンとしての基本機能はしっかりと搭載していて、マグネットでiPadにくっつけることもできます。

iPadにくっつけてワイヤレス充電はできませんが、タッチペンとしては基本的な機能は網羅しています。

このタッチペンの最大の特徴はペン先のボタン。いろんな操作を手元でできるのが使ってみるとかなり便利。

作業をしながらバックグラウンドで音楽をかけたりすることも多いと思うんですが、ボリューム操作にはコントロールセンターを呼び出すか、iPadのボタンを操作する必要があります。

それを手元だけで操作できるのは、想像されているよりも快適でした。

他のタッチペンは「Apple Pencilにどれだけ近づけるか」を目標にしている感がありますが、このCISCLEのタッチペンはApple Pencilにはない機能を付加するというちょっと違った方向に進んでいるというのがおもしろいところ。

こういうApple Pencilにはないものをいろいろ工夫して機能を追加してくれるタッチペンが増えてくると、ガジェット的にも面白くなっていきそうだなと期待してしまいます。

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ベーシックなApple Pencil互換のタッチペン|RICQD スタイラスペンS10

総合

書き心地

機能性

RICQDのスタイラスペンは、パームリジェクション、傾き検知と言った基本の機能はしっかり搭載していて、マグネットでiPadにくっつけて持ち運ぶ機能も搭載しています。

ワイヤレス充電はできませんが、Apple Pencilの互換品としては十分です。

個人的には電源のオン/オフが物理ボタンではなくタッチ式なのがイマイチではありますが、ダブルタップでオン/オフなので、誤作動はそんなには起こりませんでした。

ただ、上で紹介したCiscleやGoojodoqのタッチペンの方が機能的には上で、かつ値段もそんなに変わらないので、あえてこのペンを選ぶ理由はないのかなというのが正直な感想です。

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書き心地はこれが一番|USG MoBi タッチペン

総合

書き心地

機能性

スタイラスペンにとって一番大事なのは、結局のところ書き心地。その書き心地という面で他のスタイラスペンより明らかに優れてるなと感じるのがUSG MoBiのタッチペン。

機能面ではパームリジェクションは搭載されているものの、他のペンにはある傾き検知もこのペンには付いていません。iPadにはくっつかないし、充電もケーブルが必要。

ただし実際に文字を書くという点ではこのペンはすごいですよ。ペン先が1mmと細く、視認性がいいのでどこに線を引いているのかがとてもわかりやすい。このペン先はペーパーライクフィルムと組み合わせることで、かりかりとしたボールペンみたいな書き心地を実現することができます。

【ELECOM極細の替え芯レビュー】Apple Pencilがカリカリの書き味に変わる1mmのペン先

Apple PencilにELECOMの極細ペン先を組み合わせたもの(総額2万2千円!)にかなり近い書き心地を2,500円くらいで実現できてしまうんですよね。

冒頭にも書いた通り、メモを取る用途が中心なら筆圧検知や傾き検知は全く不要です。

「文字を書く」という機能にストイックに特化したUSG MoBiは、ハマる人にはハマる隠れた名作だと思っています。

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iPad以外にも使える|KINGONEスタイラスペン

総合

書き心地

機能性

KIGONEはいくつかスタイラスペンを出していますが、ここで紹介するのはiPadだけではなく、アンドロイドやWindowのタブレット、iPad mini4以前の古いiPadやiPhoneなど、端末をほぼ選ばずに使用できるアイテムです。

その代わり、傾き検知や筆圧検知はおろか、安定して書くのに最も大事なパームリジェクション機能も省略されてしまっています。

ペン先の追従性もイマイチですし、線も途切れてしまうこともしばしばあります。

iPad以外のデバイスでも使いたいという方にはいいかもしれませんが、肝心の書き心地が残念すぎるので、あえて選ぶ意味はないかな…

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さいごに

こんな感じでApple Pencilと互換性のあるサードパーティ製のスタイラスペンを5種類紹介してみました。

「書く」という部分では差別化できないほどスタイラスペンは進化しています。あとはどんな機能をペンに求めるか。その辺りの選択肢も増えてきてアイテム選びが楽しいジャンルになってきました。

個人的にはCiscleのタッチペンのような、ガジェット的な進化をしていってくれると、もっとおもしろいアイテムが増えてくるのになと妄想しています。

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