インフレインフレで、あらゆる物価が上がっていますが、アップル製品の値上がりは凄まじいものがあります。
iPadには欠かせないアクセサリーであるApple Pencilもちょっと前までは15,000円くらいでしたが、現在はなんと約2万円…
ちょっと試してみるにはハードルが高すぎる金額だし、無くした時のショックもさらに大きい高級ガジェットになってしまいました。

2万円はビビって毎日持ち歩けない…
そこで登場するのが3,000円〜4,000円くらいで買えるサードパーティ製のスタイラスペン。
ちょっと前までは安かろう悪かろうな粗悪なアイテムが多かったんですが、最近は「書く」という性能だけならApple Pencilにも並ぶんじゃないかというくらいレベルが上がってきています。
今回はそんなスタイラスペンの中でも、現状もっともApple Pencilに近いと思われるGoojodoqのペンをご紹介します。
ここがGOOD
- ApplePencilなみの書き心地
- 4,000円弱というコスパ
- iPadにくっつけて充電
- ペン先がApplePencilと互換性あり
ここが残念
- ややチープな質感
【これで4,000円!?】ワイヤレス充電・ペン先も交換できるiPad用おすすめスタイラスペンレビュー(GOOJODOQ GD13)Apple Pencil互換
この記事の内容
ほぼApple Pencilなのに4,000円。Goojodoq GD13スタイラスペンの特徴

Goojodoq GD13の特徴はなんといっても4,000円という低価格で2万円のApple Pencilの代用をかなりのレベルでこなせてしまうこと。
![]() Apple Pencil (第2世代) | ![]() Goojodoq GD13 | |
---|---|---|
価格 | 19,271円 | 3,999円 |
パームリジェクション | ◯ | ◯ |
傾き検知機能 | ◯ | ◯ |
筆圧検知機能 | ◯ | × |
ダブルタップで 機能切り替え | ◯ | × |
マグネット内蔵 | ◯ | ◯ |
ワイヤレス充電 | ◯ | ◯ |
ペン先交換 | ◯ | ◯ |
この表で×になっている筆圧検知機能・ダブルタップで機能を切り替えを搭載しているサードパーティ製のペンは今のところみたことがありません。
特筆すべきはワイヤレス充電(iPadにくっつけたら充電できる)機能と、ペン先の互換性があることです。この2つがかなり大きい。
ワイヤレス充電ができる

マグネットでiPadにくっつけて持ち運べるペンは過去にもいくつか出ていましたが、このGoojodoqのスタイラスペンはくっつけるだけじゃなく、その状態で充電することができます。
他のペンだと、充電するためにケーブルを持ち運ぶ必要がありましたが、こちらはそれが不要。
BluetoothでiPadと接続しておけばバッテリー残量も確認することができます。
ペン先をApple Pencil用のものと交換することができる

個人的一番のメリットはこれですね。
Apple Pencilの魅力の一つに、ペン先を交換して描き心地を自分好みにカスタマイズできることがあります。
ほかのスタイラスペンはペン先が独自規格で、Apple Pencilとはサイズが違っていました。いちおう交換用の予備ペン先は付いてくることがほとんどですが、書き心地を買えたりということはできませんでした。
このGoojodoqのペンはペン先の規格をApple Pencilと同じサイズにしてあるので、他社製のペン先を使えるんですよね。
なので、もう少しグリップ力を上げたい、ヌメっとした書き心地にしたい、カリカリとしたボールペンに近いものがいいなど好みのペン先を探してカスタマイズすることができます。

個人的なおすすめはエレコムの極細ペン先。ペーパーライクフィルムと組み合わせることで、カリカリとしたボールペンのような描き心地を実現してくれます。
ペン先の書き心地については比較動画を作っていますので、よかったら参考にしてください。
【Apple Pencilのペン先を5種類比較】ペーパーライクフィルム無しで一番書きやすくなったのはどれ?
【ELECOM極細の替え芯レビュー】Apple Pencilがカリカリの書き味に変わる1mmのペン先
メモの呼び出し・スクショもできる

ApplePencilではできていたメモをさっと呼び出す機能や、左下スワイプでスクリーンショットを取れる機能も使用可能です。
使い心地はかなりApplePencilに近くなっていますね。
書き心地や使ってみた感想

書いてみた感触やペン先の追従性、反応速度なんかはApple Pencilとほぼ同等。というか差は全く感じられませんでした。
この辺りは動画の方がわかりやすいかと思いますので、こちらをご参照ください。
【これで4,000円!?】ワイヤレス充電・ペン先も交換できるiPad用おすすめスタイラスペンレビュー(GOOJODOQ GD13)Apple Pencil互換
「書く」ことでいうと、筆圧検知機能はありませんが、本格的なイラストを書くようなことでもなければ特に必要ないなと感じました。
普通にメモを取ったり、ちょっとしたイメージを他人に伝えるための落書きっぽいイラストを書いたりといった作業には十分というか、この分野ならApple Pencilと一緒と言っていいくらいの完成度。

これコスパ凄すぎでしょ!
Goojodoq GD13スタイラスペンレビュー
ここからはアイテムをもう少し詳しくレビューしていきます。
スペック
価格 | 3,999円 |
連続使用時間 | 10時間 |
重さ | 13.5g |
充電 | ワイヤレス (マグネットで吸着) |
対応機種 | 2018年以降発売のiPadシリーズ |
外観・デザイン

外観はApple Pencilに近く、白ベースです。Apple Pencilが金属製なのに対してこちらは樹脂製。同じ白でもApple Pencilの方がオフホワイトというかベージュがかった、少しくすんだ白ですね。

重さはApple Pencilが20.7gなのに対してGoojodoq GD13は13.5g。わずか7gの差ですが、持ってみると意外と違いを感じます。この辺は好みもあると思いますが、ApplePencilくらいの重量感があるほうが安定して書けるような気もします。
2つ並べるとどう頑張っても質感では勝てませんが、Apple Pencilは2万円、こちらは4,000円弱なのでここはしょうがないです。というか勝負のポイントはそこじゃない。

ボタンはカチッとクリック感のある物理ボタンになっています。
タッチ式のボタンを採用しているスタイラスペンもたくさんあるんですが、ちょっと触れただけで電源オフになってしまうこともあるので、誤作動防止という意味では僕は物理ボタンの方が好きです。

ボタンを押して電源をオンにすればすぐに書き始められます。

Bluetoothで接続するとバッテリー残量は表示できるようになりますが、書くことに関しては接続不要です。
対応機種

対応しているのは2018年以降に発売されたiPadシリーズのみです。
iPad mini5は対象外。
iPhoneにも使えませんし、Android系など他のタブレットでも使えませんので要注意。
さいごに
こんな感じで、ApplePencilにいま一番近いであろうスタイラスペン『Goojodoq GD13』を紹介してみました。本格的にイラストを描きたい人には筆圧検知機能も必須だとは思いますが、メモや細かい作業をするときのポインティングデバイスとしてApplePencilを使っている人にとっては、これでもう十分ではないでしょうか。
ApplePencilはもう2万円近い高級アクセサリーになってしまいましたので、これからスタイラスペンを使ってみたい方や、なくすのが怖くて持ち歩けないという方には、気軽に使える『Goojodoq GD13』をお勧めします。
動画も作っていますのでご参考まで。実際に書いている感じはこちらの方が伝わると思います。
【これで4,000円!?】ワイヤレス充電・ペン先も交換できるiPad用おすすめスタイラスペンレビュー(GOOJODOQ GD13)Apple Pencil互換
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