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【まとめ】スマホ料金乗り換え、結局どこが安いの?20GBプラン、サブブランド、格安SIMを比較してみた

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ガンガン値下げが進んでいて、逆にいままでどんだけ利益取ってたんだよと思ってしまわなくもない昨今ですが、固定費が安くなるのは消費者にとってはいいニュースです。

メインキャリアから格安SIMまで一斉に値下げをしていて、結局のところ、いまどうなってんのか逆にわかんなくなってきました。僕もスマホの契約を変更しようと思っていて結構ガッツリ調べたので、そのあたりをまとめてみました。

個人的には複数名で入るならY!mobileかメインキャリアの20GBプランがおすすめ。一人なら迷わずUQモバイルかなと言う感じ。使い方を工夫して楽しみたい・1年間0円運用を試してみたい人は楽天モバイル、とにかく圧倒的に安く済ませたい人はその他格安SIMがいいんじゃないかと思いました。

キャリア品質を格安で|メインキャリアの20GBプラン

こんな人におすすめ!
  • 20歳以上(LINEMOは18歳以上)でネットリテラシーが高い
  • キャリアメールが使えなくなっても大丈夫
  • 通信量が20GBで十分

docomo、au、ソフトバンクの3社は通信料金が高いという総務省からのお小言があり、一斉にデータ容量20GB、わかりにくいオプション無しというプランを作ってきました。

あくまでメインブランドの料金プランの一つという位置づけなので、各社の通信網をそのまま使えます。通信速度や接続品質はそのままで、20GBの容量を格安で使えるのが最大の魅力です。

各社の共通点はこんな感じ。

  • データ容量は20GB
  • 契約できるのは20歳以上(LINEMOは18歳以上)
  • 申し込みはオンラインのみ
  • キャリアメールは使用不可
  • 超過後は1Mbps

申し込むには年齢制限があります。アハモとポヴォは20歳以上、ラインモは18歳以上です。また、各社ともに店頭でのサービスは受けられず、申し込みやサポートもオンラインのみ。最低限のネットに対する知識がないと、ちょっとハードルが高いかもしれないですね。

また、各キャリアドメインのメールが使えなくなってしまいます。Gmailなどを使っている人は問題ないんですが、いろんなサービスの登録をキャリアメールで行っていると、それらを全部変更する必要があります。

20GBプランはこう選ぶ
  • 家族がメインキャリアの家族割で割引を受けている → そのキャリアの20GBプラン
  • 5分/回の通話オプション込みで最安値 → ahamo
  • LINEの使用が多い。通話もLINE中心 → LINEMO
  • 通話をあまりしない。動画や映画をガッツリ見ることがある → povo

それぞれ、家族割での割引を受けることはできませんが、他の家族に対しては家族割としてカウントできる回線とみなされます。したがって、自分以外が全てdocomoなら自分はahamo…というように、メインの会社に準じたキャリアを選ぶのがトータルでは基本的に一番お得。

そこを考慮しないのであれば、通話オプションが必要かどうかがポイントです。

5分かけ放題がどうしても必要なら、最も安いのはahamoの月額2,700円。通話無しならLINEMOとpovoが同額の月額2,480円で安いですね。

通話もメッセージもLINEで済ませるという人はデータ容量消費無しでLINEサービスが使えるLINEMO。モバイル回線で映画や重い動画をガッツリ見たいなら200円で24時間データ無制限使い放題になるトッピングがあるpovoが最適。

通話パックは楽天モバイルとのデュアルSIMにできれば、通話無料のRakutenLinkアプリを使って0円で代替できる裏技もあります。

ちなみに楽天モバイルはやや毛色が違うものの、プランの中身や競合を考えるとここに並べるべきかと思いましたので、4社の比較としています。

ahamo アハモ(docomoの20GBプラン)

月額2,700円
(事務手数料0円)

  • 5分/1回のかけ放題込み
  • データ追加 550円/1GB
ahamoのここがGOOD
  • 信頼性の高いdocomoの通信網
  • 5分/1回の通話かけ放題込で税別2,700円とシンプルな料金形態
  • 海外ローミングもそのまま使用可能
ahamoのここが残念
  • データ通信のみのプランが選べない
こんな人におすすめ!
  • 家族にdocomoユーザーがいる
  • 海外でも利用したい
  • 電話にLINEなどのアプリは使わない

ahamoはdocomoが提供する20GB料金プランです。

プランは2,700円/月の1本のみで、ここに1回あたり5分までは電話かけ放題も含まれています。どれだけかけてもかけ放題にしたい場合は1,100円/月のオプションが必要。かけ放題が適用されないときの通話料は22円/30秒。

20GBを使い切ってしまった後は550円/1GBで追加購入できますが、低速通信時でも最大1Mbpsでの通信が可能なので、そうそう困るシーンは少ないはず。尚、節約モードへの切り替えは出来ません。

ahamo回線も「みんなドコモ割」で1回線にカウントすることは可能です。ahamo回線の料金が割引にはなりませんが、他のdocomo契約者の割引に貢献できます。

国内最大キャリアの提供するプランなので安心安全。よくも悪くも工夫の余地はないので、細かいことを考えるのが面倒であれば、迷ったらahamo。

通話を他のアプリなどで代替するから、基本使用料を抑えたいという場合は別の選択肢を検討しましょう。

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pavo ポヴォ(auの20GBプラン)

月額2,480円
(事務手数料0円)

通話オプション

  • 5分以内かけ放題 500円/月
  • 通話かけ放題 1,500円/月

データ追加

  • 500円/1GB

その他

  • データ使い放題24時間 200円/24時間
povoのここがGOOD
  • かけ放題別だと2,480円/月で契約可
  • データ1日使い放題(220円/1日)が使える
  • トッピングで好きなオプションを選べる
povoのここが残念
  • 5分/1回かけ放題500円、通話し放題1500円とahamoよりちょっと高い
こんな人におすすめ!
  • 今使っているのがau
  • 基本使用料を安くしたい
  • 通話はLINEなどのアプリで済ませることが多い
  • 大容量データをやり取りすることがある

auの20GBプランとして登場したpavo。通話オプション無しのプランが税別2,480円と、3大キャリアの中では最安値。

特徴的なのはそこに「トッピング」と呼ぶオプションを選んで追加する方式なこと。

なにもオプションを乗せなくても22円/30秒で通話はできるし、そもそもLINEなどで通話する人が多いと思うのでトッピングは不要かもしれません。

通話オプション(トッピング)は5分/1回かけ放題が550円/月無制限かけ放題が1,500円/月で、これらを付けるとahamoよりちょっとだけ高くなります。

面白いのは1日だけデータ制限を取っ払って、使い放題にできるトッピングが220円/日で付けられることです。大容量の映画なんかをまとめてダウンロードしたり、どうしても外で容量の大きい動画をアップしたいって時に、緊急回避的に使うのもいいでしょうね。

節約モードへの切り替えは無し。データ容量超過後はこちらも最大1Mbpsで通信ができます。データ追加は500円/1GB

家族割はahamoと同様、他のpovo契約者の割引の為のカウントには数えることができます。ただしpovoは2021年夏までにpovoを契約したユーザーに限定していますので要注意。

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LINEMO ラインモ(ソフトバンクの20GBプラン)

月額2,480円
(事務手数料0円)

通話オプション

  • 5分以内かけ放題 500円/月
  • 通話かけ放題 1,500円/月

データ追加

  • 500円/1GB

その他

  • データ使い放題24時間 200円/24時間
LINEMOのここがGOOD
  • かけ放題別だと2,480円/月で契約可
  • LINEの主要サービスが使い放題のLINEギガフリー
  • eSIM対応
LINEMOのここが残念
  • 5分/1回かけ放題500円、通話し放題1500円とahamoよりちょっと高い
  • LINEのサービス全てが使い放題ではない
こんな人におすすめ!
  • 通話もメッセージもLINEが中心
  • データ残容量がなくなってもLINEが使える安心感
  • eSIMに興味がある

ソフトバンクは対抗プラン出さないのかなと思ってたら、LINEモバイルを買収して20GBプランとしてぶっこむというなんともソフトバンクらしい手法で対抗してきました。

そのおかげか、3大キャリアの中では一番特徴がありますね。なんといってもLINEの仕様ではデータ容量を消費しない「LINEギガフリー」。

サービスの詳細は以下ご確認ください。対象外のものはそもそもあんまり使わないはずです。

一部使用できないサービスはありますが、動画のやり取りや、通話ビデオ通話という主要サービスはフリーの対象です。

通話はLINEで済ますという人であれば、通話オプションを付ける必要が無いと思います。オンライン飲み会なんかもデータ容量を気にせずに使用できます。動画やビデオ通話が対象外であれば、正直大したことないなと思っていましたが、これは結構大盤振る舞い。

もう一つ面白いのはeSIM対応なこと。これはahamoにもpovoにもないメリットです。iPhoneでもデュアルSIMとして使用することができるようになります。

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Rakuten Unlimit Ⅵ(楽天モバイル)|電波が届けば最強

月額1,980円(20GB以下のデータ使用)
(事務手数料0円)

月額料金

  • ~1GB    :0円/月
  • 1GB~3GB  :980円/月
  • 3GB~20GB :1,980円/月
  • 20GB以上~  :2,980円

その他

  • 楽天エリア外は5GB使用可能
  • 超過後は1Mbpsで使い放題
  • RakutenLinkアプリ経由で通話し放題0円
Rakuten Unlimit ⅥのここがGOOD
  • データ使用量に応じて変わる利用料金
  • 1GBまでなら月額0円
  • eSIM対応
  • RakutenLinkアプリ経由で通話無料
Rakuten Unlimit Ⅵのここが残念
  • 通信品質が低い
  • エリアが狭く屋内に弱い
こんな人におすすめ!
  • 都市部(楽天エリア内)が行動範囲
  • サブ回線に無料のSIMを確保したい
  • 他の格安SIMとの組み合わせで、工夫してお得に使いたい

ここに混ぜていいのかどうかは迷いましたが、金額的にもここに並ぶのが良さそうなので入れました。話題を集めた1年間使用料無料キャンペーンは2021年4月7日の申し込みまで。これは申し込まない意味が分からないレベルでお得だと思うので、ちょっとでも興味ある方は急いで申し込むべきです。

docomo、au、ソフトバンクに続く第4のキャリアとして参入した楽天モバイルが展開するサービスです。プランは1種類のみで、データ使用量に応じて段階的に金額が上がっていくように設定されていますので、迷うことなく選択できます。

20GBまでという前提で比較すると、楽天モバイルは1,980円とahamoやpovo、LINEMOに比べて圧倒的に安い。また通話もRakutenLinkアプリ経由で無料なので、金額勝負では1歩リードしています。

特筆すべきは1GBまでは月額使用料が無料であること。回線維持費がゼロ円で済みます。RakutenLinkアプリを経由すれば電話も無料で使えてしまいます。通話専用にRakuten Unlimit Ⅵ、データ通信に他のSIMなんていう組み合わせで、月額使用料を格安に抑えることもできてしまいます。

唯一にして最大のデメリットは回線の繋がりにくさ。後発なので基地局が少ないのはしょうがないんですが、苦しいのはプラチナバンドと呼ばれる電波帯域を割り当てられていないこと。

プラチナバンドは一つの基地局からでも遠くまで電波が届き、屋内でもつながりやすいというもの。これが使えないせいで、他の携帯各社より多くの基地局が必要になってしまうのが本当にきつい。

ただ、最大でも税別2,980円でデータ容量を気にせず使い放題になるので、つながれば最強です。回線速度も速いしね。

現状では仕組みを理解した中級~上級者向けな気がしますが、通信網が整備されれば他を圧倒するポテンシャルは秘めていると思います。

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金額と品質バランスが取れたサブブランド2社

auはUQモバイル、ソフトバンクにはY!mobileというサブブランドがあります。電波を借り受けている格安SIMとは違い、メインキャリアの回線網をフルに使用することができるので、つながりやすく、通信速度も速いというのが特徴。

ひとりで加入するならUQモバイル、2人以上ならY!mobileを検討するといいでしょう。UQY!mobileについてはこちらの記事でも詳細に比較していますので参考にしてみてください。

UQモバイル|おひとり様ならこちら

UQモバイルのここがGOOD
  • おひとり様でも家族でも変わらないシンプルなプラン
  • データ容量を翌月に繰り越せる
  • 高速通信/低速通信の切り替えが可能
  • au・povoとは事務手数料なしで乗り換え可能
UQモバイルのここが残念
  • 家族割がない
  • 学割が弱い
  • くりこしプランMはpovoやLINEMOに勝てる要素がない
こんな人におすすめ!
  • ひとりで申し込む人
  • 3GBで収まる or 20GB~25GB使う。
  • いつでも早くて快適にデータ通信がしたい

auのサブブランドであるUQモバイルは実は結構頻繁にプランの内容を変更しています。とはいってもラインナップを増やすのではなく、基本的にはシンプルなメニュー構成。時代に合わせたプランを発表しているという印象です。

また通信品質についても評価が高く、格安SIMでは1Mbpsを割ってしまうこともある都市部の昼間でも余裕で二桁を計測します。超大容量のデータのやり取りが無い限り、体感ベースではメインキャリアと遜色ないと言えます。

現状のプランに置いて最大の特徴はデータ残容量の繰り越しができることと、アプリによって高速モードと節約モードの切替ができること。

節約モードでは最大1Mbps(くりこしプランSは300kbps)に通信速度が抑えられる代わりにデータ容量を消費しません。これによってデータ残量を任意にコントロールできるので、いざというときのために温存しておくことが可能です。

また、家族割がありませんが、同じサブブランドのY!mobileと比較すると、全プランで500円/月安くなっています。Y!mobileが2人以上で加入するとかなり安くなるのに対して、UQモバイルは1人で加入する人を前提にして差別化を図っているようです。

くりこしプランMだと2,480円/月で15GBですが、通話オプションも付かないので、20GBで2,480円/月のLINEMOやpovoの方が同額で容量も5GB多いので有利です。

まとん
まとん

くりこしプランMは選ぶ理由がなさそうです

UQを選んだ方がいいのは、ひとり加入が前提で、毎月のデータ消費が3GB未満のライトユーザーもしくは20GB~30GB使うこともあって、データ残量を自分でコントロールしたいヘビーユーザーの二極化しますね。

2人以上で加入する場合は、後述するY!mobileを検討すべきです。3人以上の申し込みや学割を検討しているのであれば、確実にUQよりもY!mobileがお得です。

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Y!mobile|2人以上の家族割なら最強

 
Y!mobileのここがGOOD
  • 家族割の割引率が圧倒的(-1,080円/月)
  • 固定回線とのセット割もある(おうち割)
  • ソフトバンク・LINEMOとは事務手数料なしで乗り換え可能
Y!mobileのここが残念
  • ひとりで加入するとやや割高
こんな人におすすめ!
  • いつでも早くて快適なデータ通信をしたい
  • 2人以上で一緒に契約するファミリー
  • 固定回線も合わせてお得に使いたい
  • 学割が適用できる学生

Y!mobileはソフトバンクが展開するサブブランド。速くて快適で安いデータ通信環境を確保したいなら、Y!mobileは積極的に検討するべきです。

特に2人以上で加入するなら断然お得なのがY!mobile。2回線目以降なら3GBのシンプルSが900円と、MVNO(格安SIM)より安い金額で契約できてしまいます。さらにソフトバンクの光回線とセットなら、1回線目から1,000円の割引が適用可能なプラン「おうち割」もあります。

また、学割の割引率もUQよりY!mobileが有利です。

UQの学割プラン

こちらがUQの学割プラン。900円/月から利用可能ですが、最安値のプランは容量が3GBで期間も8カ月限定です。

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Y!mobileの学割

こちらがY!mobileの学割プラン。学割が適用できるなら15GB使えるシンプルMが900円で使えるなど、2人以上、特に家族でまとめて加入するなら、圧倒的な破壊力を秘めているのがY!mobile。

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ひとりで加入するならUQモバイル、2人以上ならY!mobileを検討するといいでしょう。UQとY!mobileについてはこちらの記事でも詳細に比較していますので参考にしてみてください。

格安SIM(MVNO)

いわゆる格安SIMと呼ばれるジャンルは、メインキャリアであるドコモやauから回線の一部を借り受けて、ユーザーに提供しています。

自前の回線ではないので、通信速度などでやや不利になる面はありますが、その分安く運用できます。また、通信速度で勝負するのが難しい分、さまざまなサービスを提供しているのも特徴です。

IIJmio|小容量プランなら最安。ブランドへの信頼感も◎

IIJ mioのここがGOOD
  • ギガプラン、eSIMなら400円/月(2GB)から利用可能
  • 1契約で10回線まで申し込みできる
  • データ容量をシェアできる
  • 高速/低速を切り替えられる
  • 余ったデータ容量を繰り越せる
  • 固定回線IIJmioひかりとセットなら600円/月割引
Y!mobileのここが残念
  • 通信速度が遅い時間帯がある
  • 低速だと300kbpsしか出ない
こんな人におすすめ!
  • 家族でデータ残量をシェアしたい
  • スマホとタブレットでデータ残量をシェアしたい
  • 小容量(4GB以下)で収まる
  • 速度はそこそこでもいいから、とにかく安く運用したい

格安SIMの中でも老舗なのがIIJ mio。速度では不利な分、機能は全部入りと言ってもいいくらいてんこ盛りです。

有名なのはデータ容量をシェアできること。1つの契約で最大10枚までSIMカードを発行することができます。大容量で契約して、それを家族で分け合いながら使うことができて、これはとても便利です。お父さんやお母さんの使わないデータ容量を、お子さんに分けて使ってもらうこともできますね。

また、UQモバイルのように高速/低速を任意で切り替えられるので、残容量を計画的に使用することができます。残容量を翌月に繰り越すこともできるので、月によって使用量に波がある人にはとても便利です。

ただし、低速時は300kbpsに抑えられてしまうので注意が必要です。サブブランドやメインキャリアのように1Mbpsは出ませんので、音楽ストリーミングがギリギリ。テキストのやり取りは問題なくできますが、画像を付けたりすると厳しいなと言う感想。

まとん
まとん

300kbpsではYouTubeは低速でもカクつくし、ビデオ通話も正直きついですね

その分、使用料金はサブブランドやメインキャリアに比べると割安です。特にデータ容量の少ないプランはサブブランドやメインキャリアに比べるとかなり安い。例えばUQだと最安値の3GBでも1,480円、Y!mobileだと3GB1,980円(家族割で900円)のところ、IIJ mioだと2GBで780円からスタートできます。

楽天モバイルを契約し、RakutenLinkアプリ経由で無料通話を使うと割り切れば、680円で3GB(楽天1GB +IIJ2GB)で運用できます。(楽天モバイルはアプリを使えば通話が無料かつ、1GBまでのデータ使用であれば月額使用料も0円)

また格安SIMの中では最初にeSIMにも対応しています。docomo回線のみですが、eSIMの最安値は400円で2GB。先ほどの楽天モバイルと組み合わせれば、3GBで通話も可能な回線を400円で持ててしまいます。

回線速度は正直なところ、そこまで早くありません。使用が集中する昼の時間帯は特に厳しかったりします。

IIJmioを積極的に検討すべきなのは、スマホへの依存度が少なくて、小容量で済んでしまう人。容量の大きな高解像度の画像や動画をやり取りする頻度が少なく、ちょっとブラウジングしたり、音楽を楽しんだり、行き先をMAPアプリで検索できれば十分という人なら、やや遅い回線速度もストレスなく使えるはずです。

IIJmioの便利な使い方まとめました
IIJmioはこう使う|データシェアやeSIMでお得で便利に

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BIGLOBEモバイル|エンタメフリーが魅力


BIGLOBEモバイルのここがGOOD
  • youtubeや音楽サブスクなどが無制限で使えるエンタメフリーオプション
BIGLOBEモバイルのここが残念
  • 基本プランだけを見ると格安SIMの中では割高
こんな人におすすめ!
  • 動画サービスや音楽系サブスクなど、エンタメ系を使い倒す

BIGLOBEといえばエンタメフリー。対象のエンタメ系サービスをどれだけ使ってもデータ残量を消費しないというもので、通常の契約に月額280円で追加できます。

IIJmio / BIGLOBEモバイル比較
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IIJmioのギガプラン
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BIGLOBEモバイルのプラン
ここにエンタメフリー280円/月が加算

音声データ付きの料金プランはキャンペーン適用で6カ月間は1GB、3GBが400円、6GBでも950円です。この中にエンタメフリーの月額費用も含んでいるのでこれはかなりお得です。

一方で、6カ月目以降になると、エンタメフリーを含めると1GB 1,260円、3GB 1,480円、6GB 1,980円になります。IIJmioが8GB 1,380円、20GBでも1,880円なのでさすがに1,980円出すならIIJmioの音声付20GBがいいかもしれません。

BIGLOBEモバイルで1GB 1,260円プランに対して、IIJの値段の近いところで比べると8GB 1,380円プランあたりが競合。その差7GBです。

YouTube データ通信量の目安

画質通信量(5分)通信量(1時間)
144p10MB120MB
240p14MB168MB
360p27MB324MB
480p(SD)51MB612MB
720p(HD)88MB1GB
1080p(フルHD)171MB2GB

YoutubeをフルHD画質で3時間~4時間見ると、7GBの差は埋まります。実際はフルHD画質をキープできるほど通信スピードが出ないので、480pか360pくらいでしょうか。

この辺りの画質で月間10時間以上動画を観るならIIJよりもBIGLOBEモバイルの方よりいい選択肢だと言えそうです。

YouTubeがエンタメカウントフリー対象なのは大きいですね。アマゾンプライムビデオが対象外なのは惜しいところ。

音楽配信系は充実しています。AmazonMusic、Spotify、Apple Musicの3つに対応しているので、ほとんどの人が網羅できているのではないでしょうか。ここにYouTube MusicとAWA、LINE MUSICにAWAと、主要サービスはほとんど網羅しているので、ここは死角なし。radikoもあるのはうれしいですね。

電子書籍もdマガジン、楽天マガジンは対応。こちらもkindleなどAmazon系が対象外なのは残念。ただ、書籍のデータ容量は大したことないのでまぁいいでしょう。

対象サービスはいつの間にか変わっている可能性がありますので、対象サービスは公式HPからご確認ください。

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