世の中値上げラッシュが止まりませんが、Apple製品も例に漏れずガッツリと値上がりしていて各アクセサリーはもはや高級品…
iPadユーザーに必須のApplePencilもちょっと前までは15,000円くらいだったのが、なんと20,000円近い金額に…

持ち歩くのが怖いレベル…
高価なApplePencilの代替品として思い浮かぶのがサードパーティ製のスタイラスペン。いろんなメーカーから格安のものが発売されていてどれがいいのか… という感じだと思いますが、今回ご紹介するUSG MOBIのS03タッチペンは書き心地だけならApplePencilを超えています。
値段も3,000円以下でApplePencilの7分の1くらいで買えてしまうので、ApplePencilはさすがに高すぎという方にもサクッと試せるアイテムになっています。
USG MOBIタッチペンのここがGOOD
- ApplePencilの7分の1以下のお値段
- ApplePencil以上の書き心地
- スイッチオンですぐ書き始められる
USG MOBIタッチペンのここが残念
- マグネットでくっつく機能はなし
この記事の内容
USGMOBI S03タッチペンの特徴
ApplePencilとUSGMOBIを比較
まずはApplePencilと比較していきましょう。
![]() Apple Pencil (第2世代) | ![]() USGMOBI S03 | |
---|---|---|
価格 | 19,271円 | 2,599円 |
サイズ | 長さ:16.6cm 重量:20.7g | 長さ:16cm 重量:17.8g |
連続使用時間 | 12時間 | 24時間 |
充電時間 | 30分で90% | 90分 |
パームリジェクション | ◯ | ◯ |
傾き検知機能 | ◯ | ◯ |
筆圧検知機能 | ◯ | × |
ダブルタップで 機能切り替え | ◯ | × |
マグネット内蔵 | ◯ | × |
ワイヤレス充電 | ◯ | × |
こうやって比較すると×が多いように思いますが、メモを取るような使い方を想定すると、大事なのはパームリジェクション
傾き検知や筆圧検知は、本格的にイラストを描くのであれば必要ですが、字を書いたりちょっとした絵で相手に伝えるくらいの用途であれば不要です。
手をディスプレイに置いて書くことができる「パームリジェクション」があれば、あとはペン先の反応などが十分であれば全く問題ありません。
後発のスタイラスペンだとマグネットでiPadにくっつけて持ち運べたり、くっつけたままワイヤレス充電ができたりするので、そのあたりはちょっと不便かもしれません。
ただ、このUSGMOBIタッチペンの特徴は何といっても書き心地のよさなんですよね。
ApplePencilを超える書き心地。秘密はペン先の細さ
機能だけ比べると、後発のスタイラスペンを選ぶ方がメリットが大きそうですが、僕がそれでもこのUSGMOBIを進めるポイントとしてはその「書き心地」です。
ペン先が1mmと細くて視認性がいいのもそうなんですが、ペーパーライクフィルムと組み合わせることでボールペンのようなカリカリとした書き心地を実現しています。
以前動画でも紹介したELECOMのペン先とApplePencilの組み合わせがまさにそんなカリカリとした書き心地なんですが、このUSGMOBIもそれとほぼ同じ書き心地です。
ApplePencilの2万円にエレコムのペン先2,500円くらいを組み合わせて実現しているものを、たった2,500円で手に入れられるのはスゴイ。
ペン先の追従性や正確性、反応速度などは、少なくともぼくが使っている感じではApplePencilと比べてもまったく遜色ありません。
この辺の書き心地がほかのタッチペンと比べてもこのUSGMOBIの明確なメリットだと思います。
書いている感じは動画の方が伝わりやすいと思いますので、よかったらこちらもご参照ください。
iPad用の代替品スタイラスペンを比べてみた|Apple Pencilの代わりになるのはコレ!
USGMOBI S02レビュー
外観・デザインなど

丸いデザインで、ApplePencil第1世代に近い感じです。本体は金属製でビルドクオリティは高いと感じました。

ApplePencilがすべて白系で統一されているのに対して、USGMOBは先がグレー、ペン先は黒とややポップな感じ。
充電端子は僕の手持ちのものはmicro-USBなんですが、現行のものはUSB-Cに変更されていました。これはうれしい変更ですね。

もうちょっと買うの待ったらよかった…

電源のオン/オフはカチッとクリック感のあるボタンで行います。
タッチ式のスタイラスペンもあったりするんですが、僕は誤操作防止も考えるとこういう物理ボタンの方が好きなんです。タッチタイプのものだと書いている途中にちょっと触れただけで急に書けなくなったりするんで、しっかりクリック感のあるボタンタイプが好きです。
使用可能機種は2018年以降に発売されたipadシリーズ
使用可能なのは2018年以降に発売されたipadシリーズです。iPad miniだと4はアウト。5以降なら使用可能です。
iPhoneはそもそも使えませんし、その他Android系のタブレットでも使用することはできません。僕も最初なんでも使えると思って買ってしまったのでこの辺は要注意です。
Bluetooth接続は不要。電源オンですぐ書き始められる
USGMOBIは使用にあたってBluetooth接続をする必要はありません。電源をONにするとすぐに書き始められます。ただ、先にApplePencilがBluetooth接続されていると、その接続を切らないとUSG側が反応しないことがあります。
これ、どういう条件で発生するのかちょっとわからないんですが、書ける時もあれば書けない時もあるいう感じでよくわかりません。。。
とにかく圧倒的に安い
金額の安さがとにかく魅力。ApplePencilが19,271円(2022年9月時点)なのに対してUSGMOBIは2,599円で、Amazonだとタイミングによっては200円くらいのクーポンが付くこともあります。
家用とバッグに入れておく用の2つ買って、それぞれで運用するのもいいし、無くしたとしてもダメージもApplePencilに比べると大したことない。

ApplePencil無くしたらしばらく立ち直れない!
使用頻度の高いもので、出先でも頻繁に使うし、その上無くしやすいのがApplePencilなので、そういったメンタル的な心配をしないで済むのが最大のメリットですよね。
さいごに
こんな感じでUSGMOBIのS03タッチペンを紹介してみました。Apple Pencilと比べるといろんな機能が省略されていますが、「書く」という部分に関してはApple Pencilよりも心地いいなと感じる部分もあります。
本格的なイラストを描くには、筆圧検知や傾き検知機能も必須ですが、仕事での商談メモやアイデアを出すような場面での走り書き、ちょっとしたスケッチといった用途ならこれで十分です。
2万円のApple Pencilはおいそれと試すことはできませんが、2,599円のスタイラスペンなら気軽に使ってみることもできるはず。
コスパ的にも申し分ないので、ぜひ試してみてください。
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