仕事をするにもノートPCが主流になっていますが、皆さん、首や肩のコリ、背中の痛みは出ていませんか?
僕は今年40歳になってしまいましたが、一時期に比べると格段にそういった疲労が軽減されるようになりました
一番の理由は目線を上げて作業ができるようにPCやタブレットを使用するときにはスタンドを使うようにしたから
これだけで目線があがり、首や背骨の前傾姿勢が緩和されて、首コリ・肩コリがかなり軽減されるんですよね
そんな昨今の作業環境に必須のPCスタンドですが、今回は人気メーカーの一つでもあるBoYataから新しいスタンドが発売されましたのでご紹介したいと思います
本記事はメーカーから製品サンプルを提供いただいて執筆しています
回転する新機能を備えた新作スタンドの使用感などお伝えしていきますので是非最後までお付き合いください
ここがGOOD
- 抜群の安定感
- 画面をシェアしやすい回転機構
- 回転時の気持ちよさ
ここが気になる
- 他製品と比べて重たく、分厚くなった
- いくら何でも固すぎるヒンジ
- 回転するけど使い道があまりない
▼回転するBoYataスタンド
▼通常ver.のBoYataスタンド
テレワーク関係のアイテムについてはこちら
この記事の内容
外箱はこんな感じ。開封してみましょう
発泡スチロールにしっかりとおさまっていました。ずっしりとした重量感があります。というか重い
デザインは過去のアイテムを踏襲したようなアルミ製。この系統のスタンドはぱっと見だとそんなにデザインに差があるようには感じませんね
今回はシルバーを紹介しますが、カラーバリエーションとしてはほかにシャンパンゴールドにグレーとブラックです
アルミ削り出しっぽいシンプルなデザイン
アルミ製で無骨な金属感を感じるデザイン。無駄な装飾もなくシンプルでいい感じですが、類似製品も多数出ていて、正直この辺りはどれを選んでも大差ないかなとは思います
デバイスを置く部分はこんな感じ。コーナーや背面部分などはしっかりとラバーがあるので、PCやタブレットが傷つくことはないでしょう。背面は大きくくりぬかれています。放熱性の高い金属製なこともあり、PCの冷却も期待できます
この爪の部分も角度と幅がしっかりあります
重たいデバイスを置いてもズレ落ちる心配はなさそう。ヒンジ部分はこんな感じですね
角度と高さは無段階で切り替えられます
真ん中の回転させるための機構が備わっています。回してみるとカチカチという気持ちいいクリック感がありますね
真ん中にBoYataのロゴが入っています。光の反射で見えるようなプリントなので角度によってはほとんど見えません
底面も滑り止めのラバーがあります。しっかりとグリップしてくれるので重たいものを乗せて回転させてもスタンドがずれません
特にこれといった特徴はなく、デザイン的には類似アイテムも含めてこんなものかなという感じですが、ロゴが悪目立ちするような無駄な装飾がないのはとても好印象です
無垢なデザインなのでどんなテイストのアイテムともマッチするのではないでしょうか
高さの調節や使用感について色々と試してみました
重たくて固い。だがそれがいい
重さは実測で1,860g。ノートPC1台分くらいありますが、この重さが安定感につながっているのでこれはそういうものと思うしかありません
折りたたむとこれくらい薄くなって持ちやすくはありますが、そもそも重たいので少なくともヒョイヒョイと持ち歩いて使えるような感じではありませんね
高さ調節もメチャクチャ固い。いやちょっとこれ、過去のスタンドより明らかに固くなってるような気がするんだけどナニコレマジで
割とガチで力を入れて動かさないと開閉できませんでした
回転機構のない普通のスタンドタイプも過去に所有していたんですけどさすがにもうちょっと軽かったような…
女性だとビクともしないのでは…?
実際、妻は動かせませんでした
ただしこの方さと重さが安定感につながっているのも事実です。1.2㎏程度のMacbookAirくらいでは意にも介さない堅牢さがあります
タブレットだとスタンドに乗せてスタイラスペンで手書きができるレベル
このまま回転させてもスムーズに動くのでこのあたりの安心感や精度の高さは素晴らしいと思いました
スタンドとしては優秀。回転機能はいつ使えば…?
ベーシックなスタンドとしてはかなり優秀というか、全く問題なく普通に使えます
外部モニターを置いて、ノートPCとデュアルモニターにして使用してもいいし
タブレットを置いて外付けキーボードと併用もOK
角度をここまで下げるとタブレットを使っての手書き用スタンドとしても使えるかもしれません
ノートPCを乗せてもビクともしないので、こんなふうに外付けのキーボードを使うことで目線も上がり、背筋も伸びて体の不調も改善が期待できます
ただしこれは普通のスタンドでもだいたい同じ
では肝心の回転機構はどうなんだという話ですが、これは活躍する場面が限られるなという印象
ということでどういうときにこの回転機構が活きるのが(ちょっと無理やり)考えてみました
自分のディスプレイを共有する
例えば仕事をしているときに、同僚に自分のPC画面を見せて「これどう思う?」みたいなシーン、普通にありますよね
そんな時にこのスタンドを使えば、クルッと動かして他の人にディスプレイを見てもらうことができますね
え?ノートPCならそのまま手でもって見せれば言いだろうって?
うん、まぁそやな
ただ机が狭かったりするとガチャガチャといろんなもの巻き込んでしまったりするので、そういうシーンでは普通に役立つとは思いますね
サブディスプレイスタンドとして
こっちは結構実用的
メインのディスプレイの横に小さめのサブディスプレイスタンドにしてみるとこれがいい感じでした
高さや縦方向の角度は先述のとおりガッチガチなので、一回決めてしまうとなかなか動かすのがめんどくさいのですが、横方向はカチカチすいすいと動かすことができるんですよね
サブのディスプレイも自分がちょっと座りなおしたりすると微妙に角度を調整したくなるんですが、それが簡単にできるのはなかなかイイ
特にそんなに卓上スペースに余裕がないと、普通のスタンドを動かすと他の細かいものやケーブルごとゴシャっと動かしてしまってストレスに感じたりますよね。僕だけ?
それがこのスタンドだと、土台の部分は動かずに上のディスプレイ部分だけ動かるのでそういうストレスもなくなります
机の上かたづけられない人向けかもしれない
こんな感じでBoYataから発売された回転するノートPC・タブレットスタンドを紹介してみました
特徴でもある固いヒンジがいくら何でも固すぎたり、安定感を出すための重さがさすがに重すぎやろというツッコミどころは散見されますが、普通にスタンドとしては優秀です
ほかのよく似たスタンドとなかなか差異が出にくいジャンルのアイテムですが、個人的にはデバイスを置く部分の滑り落ちにくさや安定感はスタンド選びの中でも重要ポイントだと思っています
その点、このスタンドはしっかりとデバイスを支えてくれる安定感があってお勧めできます
ただ回転できるからといって劇的に便利になるという感じではありませんでした。卓上の小物を巻き込まずにディスプレイの向きを変えられる… くらいなので日常のちょっとしたストレスを解決してくれるアップデートというイメージでしょうか
外に毎日持ち出すようなアイテムではないですが、会社や自宅など特定のスペースの中で働く場所を変えるときに一緒に持って移動するような使い方が合っているのでしょうね
回転しなくてもいいからちょっと軽い方がいいという方は通常バージョンを購入しましょう
疲労感の改善という意味ではなくてはならないアイテムだと思いますのでまだもってないよという人はぜひ使ってみてください
回転機能はまぁオマケかな
テレワーク関係のアイテムについてはこちら
ここがGOOD
- 抜群の安定感
- 画面をシェアしやすい回転機構
- 回転時の気持ちよさ
ここが気になる
- 他製品と比べて重たく、分厚くなった
- いくら何でも固すぎるヒンジ
- 回転するけど使い道があまりない
▼回転するBoYataスタンド
▼通常ver.のBoYataスタンド