先日車を買い換えたので、その流れをブログに残しておこう。
前回の記事で候補を3台にまで絞り込んだので、実際に試乗しつつ、比較しながら絞り込んでいくんだけど優柔不断な上に奥さんともなかなか好みが噛み合わず苦労した。
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まずはステップワゴンとトゥーランに試乗
というわけでどれだけカタログやネットと睨めっこしたところで何も前に進まないので、実際に車を見に行くことにした。
最初に実家近くで見つかったステップワゴンを家族で見に行くことにしたんだけど、これがそもそもかなりのミスだった。
奥さんがめちゃめちゃスライドドアのミニバンを気に入ってしまったのである。
子育て世代にはメリットばかりだ。狭いスペースに駐車しても電動スライドで楽に出られるし、前後の席がウォークスルーになってるから後席で子供を待たせて、身支度を済ませて一緒にスライドドアから降りるなんてのも朝飯前。
チャイルドシートから下ろしてだっこ紐を装着し、荷物を準備するところまで車内で完結してしまうんだから憧れるのも当然である。
ステップワゴン モデューロX(2017)に試乗した感想
エクステリアの感想
ノーマルはフロントがややもっさりしていて内装も一昔前に感じていたけど、モデューロXは精悍な顔つきでトヨタ系ワンボックスのようにオラついた感じもなく好きなデザイン。
ホイールもノーマルは16インチなのに対して17インチで専用デザインのものを使用。引き締まって見えてカッコいい。
インテリアやシートアレンジなど
インパネ周りもピアノブラックで高級感のある仕上がり。これは悪くないな。
2列目はキャプテンシート。8人乗りだとここがベンチシートタイプになるんだけど、ウォークスルーではなくなるし、3列目へのアクセスが犠牲になるのでステップワゴンにするなら7人乗りにしようと決めていた。
降車時に子供を待たせたり、荷物を整理するにはアクセスは重要。
3列目は床下に収納されるタイプ。全然力は要らないので誰でも簡単にできるはず。
元々積んでた荷物をどかさないといけないのがちょっと面倒っちゃあ面倒かも。
片方倒すだけでもかなりの容量を積み込める。ベビーカーも畳まずそのまま入るし、IKEAで家具を買っても余裕で持ち帰れる。
わくわくゲートがなかなか良い
わくわくゲートは実はイロモノ系装備だと思っていたんだけど、実際触ってみて印象がかなり変わった。
リヤゲートを大きく開く必要がないのはかなり便利で実用的。実際ほとんどの荷物はわくわくゲートの開閉だけで積み下ろしできるはず。
左右が詰まっているような場所でもここから人も乗り降りできたりもするしこれは他にない魅力だな。
走りはどう?
走りの面では後で紹介するセレナほど腰高感はなく、加速もいい。さすがにトゥーランやミニには及ばないけどミニバンという括りではこれならすごくいい。
モデューロXはサスペンションやエアロパーツなどを専用設計し、何度も開発者が乗り込んで設定を詰めていったモデル。
スポーティで固めの足回りかと思ったけど突き上げ感はそんなに感じなかった。ハンドルを切った時にあるミニバン特有のグラつきがかなり抑制されていてこれは好印象。
高速に乗ると直進時の安定感もよくて、エアロが飾りじゃないのがよくわかった。
売れ筋モデルのスパーダにも乗せてもらって、こちらも足回りやハンドリングには好印象。ステップワゴン という車自体がそういうところを大切にしているように感じた。
ワクワクゲートも色物かと思いきや実用性も高そうだし、3列目が床下に収納されるのもいい。
ステップワゴン まとめ
モデューロXというモデルもそうだけど、まずはステップワゴンという車自体の骨太感というか「車としてのこだわり」を感じた。まずは走りありき。
乗ると結構違いがわかって、明らかに乗り心地が向上している。
フロントマスクもオラついたものじゃなくてクールでスポーティ。
これならトゥーランを諦めても(正直とても辛いし今すぐにでもトゥーラン を再契約しに行きたいけど)許容範囲だと思った。
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しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”一括車買取査定【MOTA車買取】第一候補のトゥーラン に試乗した感想とか
ゴルフトゥーランはフォルクスワーゲンの7人乗りミニバン。内外装の高級感の演出は日本車にはない上品な感じ。
エクステリアの感想
特に最近の日本車は高級感=オラついたフロントグリルに走ってしまいがちな気がしている。あれってもはやユーザーを馬鹿にしてるよね。
とりあえずこうしておけみたいな。それでも売れているということは世間のニーズと僕の好みがズレまくっているのかもしれないけど…
フロントグリルからヘッドライトまでつながるグリルラインが特徴的。
ちょっと前から欧州系の輸入車はフロントマスクのイメージを統一してブランディングしてきている。日本だとマツダがみんな同じような顔にしているあの感じ。
BMWもベンツもボルボも一目見ればそのメーカーの車だとわかるようになっていて、ゴルフもその流れを汲んでいる。
日本車、特にTOYOTAのオラついた高級感はイマイチ好きになれなくて、これくらいすっきりさせてくれた方がとても好み。
ノアやヴォクシーがイマイチ好きになれないのもこれが大きな理由です。
おしりのラインも余計な装飾がなくてシンプルだけど物足りなさもなく、とてもいい感じ。
奥さんの懸念点はやっぱりスライドドアではなくヒンジドアなこと。
ミニクロスオーバーも同じくヒンジドアでサイズは 4105×1790×1550mm 。トゥーランは4535×1830×1660mmなので幅は約11㎝大きい。片側5㎝ずつ程度なのでこれをどう考えるか。
僕はそんなに変わんないだろうと思ったんだけど、奥さん的にはイマイチらしい。すでに今のミニクロスオーバーでもキツイと思ってるのにこれ以上大きくなるのは不安らしい。
これは雲行きが怪しい…!
シートアレンジやインテリアなど
インパネ周りは華美ではないけどしっかりと作りこまれている感じ。実用性がまずあって、その上にデザインがあるというこの感じが個人的には大好き。
輸入車によくある2列目の座席が独立しているタイプ。ISO FIXにも対応していてチャイルドシートも取り付けが楽ちん。
室内の高さも結構あるのでステップワゴンほどではないけど車内でごそごそと準備をするのにもある程度余裕がある。
ミニに比べたらさすがの広さ!
3列目は緊急用といった感じで、近距離に少し乗り込むような使い方かな。座り心地は思ったより悪くないけど長時間は厳しい感じ。硬いし。
3列目への乗り込みは割と楽。シートの肩あたりにあるレバーを引くとガバっとシートが倒れるイージーエントリーはよく考えられてるなと思った。
2列目と3列目はほぼ完全にフラットに倒せて荷物は相当おおきなものまで乗せられそう。普段は3列目を倒して使うのがよさそうだ。
シートアレンジというほどではないけど、こんな感じ。5人乗り状態にしておくか7人乗り状態にしておくかの二択なんだろうな実際は。
トゥーランに試乗した感想
足回りやハンドリングはミニと比べるとほんの少し腰高感はあるものの、むしろしっとりした感じでとても気持ちいい。
1.4Lダウンサイジングターボのエンジンも加速フィールが良くて気持ちいい。
ぼくのミニはグレードがワンだったので1.2トンのボディを90馬力で引っ張っていた。加速していくとそれなりに気持ちよく走るんだけど初速はかなり重たい。
比べるのが間違ってるけど、やっぱり加速感は段違いで、踏んだら踏んだだけ気持ちよく加速していく。
ハンドリングも思った通りしっかり曲がってくれるし、控えめに言って最高である。
運転した感じではまったくミニバンって感じではないですよ
この時点ではぼくはもうトゥーラン にする気満々。
トゥーランなら助手席にもチャイルドシートを取り付けられる
輸入車だと割と標準的だと思うんだけど、助手席のエアバッグを手動で切りにできる。これで助手席にチャイルドシートを取り付けられるのだ。
国産車がこうなっていないのは正直盲点だった。
チャイルドシートやジュニアシートが2つ以上必要な場合、ミニバンなら2列目に装着することが多いと思うんだけど、3人吸われる2列目を2人で使い切ってしまうのはもったいない。
国産ミニバンで2列目ベンチシートを選択しても3人は座れないし、7人乗りだとしても一番いいキャプテンシートを子供用にあてがうのはなんだかイマイチだ。
なによりお母さんやお父さんの目の届くところに小さい赤ちゃんがいるのは安心 !
気が散って危ない説もあるけどな
トゥーランのおすすめ年式・グレード
少なくともフルモデルチェンジを終えた2016年以降を狙いたい。できれば2017年1月のマイナーチェンジ以降がおすすめ。
3つのグレードになかでは中間グレードであるコンフォートでもセーフティパッケージオプションを選択すれば アダプティブクルーズコントロール(ACC)やレーンキープアシストシステム(Lane Assist)が搭載されているからだ。
これによって中高速度域における車間・車線維持あらゆる速度域において半自動運転が可能になる。
渋滞時にまで対応してくれるACCは魅力的すぎる
セーフティパッケージは人気オプションなので、搭載している車両はかなり出てくるだろう。
トゥーランまとめ
デザインや走りの面では全く問題ない。質実剛健ながらしっかりとした高級感もある合理的なデザインだと思ったし、運転した感じも最高だ。
安全装備もどの国産車より充実していて、これは小さい子供がいる身としては魅力的。
ただ国産ミニバンとちがって3列目は完全に緊急用だしその辺の割り切りは必要になってくるのでその辺が分かれ目になってきそうだ。
ミニバンというより今は亡きプレマシーやウィッシュに近いイメージだろうか。
なんども言うが欲しいのはこれだ。特に走りの面では相当魅力的。
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まずはこの2つを家庭内で議論しました。結論から言うとステップワゴンが優勢。
やっぱり大きな車に買い替えたいよねってのが前提にあったのと、何より子育て世代に対してスライドドアというのは争い難い魅力がある。
車長はステップワゴンの方が長いものの、車幅は狭く、奥さんも感覚がつかみやすいとのこと。
慣れだけどねと言う意見は却下されました
トゥーランは安全性能が日本車に比べて充実していてそこはファミリーにもお勧めできるポイントだったんだけど、なかなか刺さってくれなかった。
1列目から3列目までウォークスルーであること、スライドドアの魅力の2点には抗えず、あえなく敗退。
日本車で検討することと相成りましたとさ。