2021秋冬をもって、ユニクロ+Jは一旦幕を下ろすようです。
記念ではないですが、大好きなコラボの一つでもあって、今回もいくつか購入しました。
今回は実際に買ったもの4点と、実物を見るまでは気になっていたけど、実際に見てみて購入を見送ったものをご紹介したいと思います。
この記事の内容
ユニクロ+Jってなに?
ファッションにあまり詳しくない僕でも、名前ぐらい聞いたことがある超有名デザイナーのジル・サンダー氏とのコラボコレクション。
ジルサンダーというブランドもあるんですが、こちらからはもうデザイナーとしてのジルサンダーさんは退いています。
+Jはブランドのジルサンダーではなく、デザイナーであるジルサンダーさんとのコラボだと言うことで、ファッション通からするとそこんとこよろしくと言う感じらしいですね。
UNIQLO+J 2021秋冬で買ったもの4点紹介
前回は発売日に行列ができて、整理券が配られるほどでしたが、今回は少し落ち着きを見せていて、普通にお店にも入れましたしサイズ欠けもなくしっかり見ながら選べました。
ウールブレンド オーバーサイズピーコート 25,900円
これは最初の発表からずっと欲しくて、実物見ても本当に良くて25,900円もしたけど即買いしてしまいました。
ウールのコートって最近はステンカラーコートとチェスターコートの2強みたいになってたけど、一周回ってピーコートの出番がやってきた気がする。
僕たちが大学生だった15〜16年前はダッフルコートとピーコートが2強。その2強が今回ラインナップに加わってることに何だか感慨深さを覚えます。
このピーコートは素人の僕が触れてみても生地の質感が最高。滑らかで柔らかいくて、高級感がすごい。
僕たちが学生の頃に着ていたメルトンのピーコートは重たくて固くて肩がこったものだけど、それも今は昔。軽やかで動きやすいし、そこそこ軽い現代のピーコートに生まれ変わっていました。
これでSサイズです。色はオリーブを選びました。ネイビーも光沢を感じるくらい高級感あってよかったんですが、学生が着ているイメージが強かったっていうのもあります。
それは別にしても、このオリーブはいい色でした。ミリタリー色が強いカジュアルなカーキっぽい色ではなく、深みがあって落ち着いた大人のオリーブ。
襟周りのパーツは、通常よりも大きめに作られていて、それがデザイン的なアクセントになってるようです。
やりすぎている感じではなく、あくまでベーシックな範疇の中でだと感じるので違和感なく着られるはず。
「オーバーサイズ」とありますが、極端に大きなシルエットではなく、着丈もお尻が隠れる程度な感じで使いやすいですね。
ジャケットやカーディガンの上から羽織るのに程よい余裕があるという感じです。
僕は普段、ユニクロならSがジャストサイズですがこちらはSを買ってちょうどいいリラックスシルエットという感じ。
1サイズアップより上にするとちょっとやり過ぎになってしまうかもしれません。
ワイドなパンツと白シャツをシンプルに合わせる感じが好きですが、デニムでもスラックスでも何にでもよく合うんじゃないかと思います。
スーツとあわせて仕事に着ていってもかっこいいので、オンオフ問わず使えるなと思って購入しました。
ウールブレンド オーバーサイズシャツジャケット 15,900円
これは買うつもりなかったんですけど、実物見てほぼ一目惚れでカゴに突っ込んでしまったアイテム。
柔らかくて着心地の軽いウールを使って、カバーオールっぽく作られたかわい目のコート。見た目に反して結構暖かいと思います。ちょっと薄い毛布みたいなそんな感じ。
これでSサイズ。
思いっきりオーバーサイズにしてみてもいいかなとも思ったんですが、これでも十分中にウルトラライトダウンくらいは着込めるので、Sサイズにしました。
身幅が多めに取られていて、裾に向かってわずかにわずかに絞られているので、本当にほんのりですけど丸みのあるデザインになっています。コレが絶妙に可愛い。
ポケットも全部パッチポケットで丸みのある立体的なデザインなのもかわいい。
ただ可愛いだけじゃなく、こういうデザインを高級感のある生地で作ってあったり、表にほとんど縫い目が出ないような縫製になってたりと、かわいさと大人っぽさのバランスが絶妙です。
僕と同じ30代や40代の大人の男性でも抵抗感なく着られると思います。
ドライスウェットハーフジップパーカ 5,990円
+Jのパーカは前回も購入したんですが、デザインが結構変わっています。
フードの外側がナイロンっぽい少し光沢のある生地になっていて、これがデザイン的なアクセントになっています。結構スポーティな感じですかね。
ジップはどのカラーでも黒で統一されています。
襟の部分のデザインが前回のモデルと大きく変わっている点で、前回は襟が立つような感じになっていました。
生地感自体はハリがあって肌触りが気持ちいい感じですね。この辺はユニクロのドライ生地の技術が遺憾なく発揮されている感じです。
これでLサイズ。今回はネイビーを購入しました。最近ネイビーを買ってなかったなというのと、ダブルチーズバーガーのCMでキムタクが着ているのがカッケェなと思った次第です。
パーカーは大きく着たいのでLサイズを購入しました。
ウールブレンド タックパンツ 7,990円
ウールパンツも結構前から欲しくていいのを探していたんですが、今回の+Jのものがちょうどハマったので思わず購入してしまいました。
タックがある分、腰回りから太ももにかけてはゆとりがあるんですが、そこから裾にキレイにテーパー度していて、そのシルエットがかなり良かった。
僕はサッカーをしていたので、お尻から太ももがけっこう太いんですよね。
その体型もカバーしてくれて大人な雰囲気も出してくれるので願ったり叶ったりな一本でした。
革靴でキメてもいいし、スニーカーでちょっと外してもいい感じにハマりそうで使い勝手が良さそう。
色はダークグレー。秋冬は黒系のアイテムが多くなってくるので、少しグラデーションをつけるような感じで着れたらなと思ってこちらを購入しました。
期待していたけど買わなかったアイテム
ダウンオーバーサイズパーカ 17,900円
アイテムとしては抜群に良かったと思うんですが、かなりゴツく見えてしまって全く似合わなかったので見送りました。
これでSサイズです。
ボディと袖部分で中綿の種類や量を変えているハイブリッドダウンなのでもう少しスッキリしたシルエットを期待してたんですが、特に肩周りがイカつい。
似合う人と似合わない人にハッキリと別れそうでした。
思ったより固めの生地を使っていて、形がしっかりしています。
切り替え部分は同色ですが、コットンっぽい素材感のものでデザイン上のアクセントになっています。
胸の切り替え部分は、ジップで開閉できるポケットになっていて手が混んでいます。めちゃ小さいので何を入れたらいいのかは不明。
切り替え部分のカラーが同色じゃない方はかなり目立つんで、コレを着こなしてやるぜって言う強い気持ちとファッションレベルの高さを求められている気がします。
フードも取り外せるし、袖口もスナップボタンで閉められるようになっていて似合うのであれば着こなしの幅は広そう。
ダブルジップなのもいいですよね。通常ラインのアイテムはなかなかダブルジップ採用してくれないので、この辺もしっかりコストが掛かってて完成度の高さが窺えます。
640以上のフィルパワーも確保していて、これだけしっかりと作り込まれていてデザイン的にも気が利いているので17,900円でもお買い得感はありますが、試着してから購入がお薦めです。
ハイブリッドダウンオーバーサイズMA-1ブルゾン 12,900円
商品写真だともしかしたら安っぽいテカテカのナイロン感があるのかもと思ってましたが、実物はちゃんと高見えする素材感でした。
これでSサイズを着ています。
かなり肩周りや袖口が大きくてこちらもイカつくなってしまいました。これはもう着る側の問題。
MA-1はデザイン的には好きでいろんなところで試してみたりしたんですけど、やっぱり同じような見た目になっちゃうんですよね。
今回はハイブリッドダウンシリーズということで、肩口から袖までがスッキリとしてるんじゃないかと期待しましたがそうはいかず…
そもそもこのボリュームがないとMA-1じゃないといえばそれまでなんですがね。
とは言え、MA-1の中ではかなりスッキリとしたシルエットになってるし、無骨なミリタリーモチーフをクリーンなデザインにまとめられていて、これも似合えばめちゃくちゃ欲しいと思えるアイテムでした。
これもダブルジップになっていたり袖口のリブもこういう逆三角形で元々のMA-1モチーフを取り込んでたりと作り込みも細かい。
このリブがもう少し短かったら袖もスッキリしたんじゃないかと思ったりもしますが、それはもう、どこまでがMA-1なのかみたいな話になるので置いておこう。
これで12,000円ちょいならかなりコスパも高いなという印象。
OLIVEっぽいんですけど、グレーという表記でした。店頭ではこのグレーを手に取る人が多くて、オンラインショップでは完売っぽいですね。
30代、40代がこのオリーブを着るとちょっと作業着感が強くなってしまうので選ぶならブラックにしたと思います。
残念…!
ウールオーバーサイズダッフルコート 29,900円
細部にデザインが効いたダッフルコート。ダッフルコートもピーコートと同じで30代〜40代の人たちにとっては高校生や大学生の頃に流行ったコートって印象じゃないでしょうか。
これでSサイズです。これ以上大きくなると着られてる感がすごいので、いつものサイズを選ぶのが無難です。
生地が薄いのが気になるなって言うレビュー動画もいくつか見られましたが、インナーダウンなんかのミドルインナーを着込むことが多いと思うんで、これくらいがいいなと個人的には思いました。
メルトンの分厚い生地は重厚感があってダッフルコートらしいんですけど、その分重いし硬いし肩が凝る。昔のダッフルってそんなんでしたよね。
僕はこの+Jのダッフルくらい軽やかで動きのある方が好きです。
都会の冬なんかこれで十分。
パッチポケットの上に手を突っ込めるようにスリットのポケットが用意されていたり、サイドのスリットもボタンが2つ付いていて歩いた時のなびくシルエットをちょっと変えられたりと細かなデザインが施されてます。
このダッフルコートかピーコートのどちらかを購入しようという比較で、やっぱりピーコートの方が魅力的だなと思って見送りました。
さいごに
こんな感じで、今回はユニクロ+J2021秋冬コレクションの中で、実際に購入したもの、購入しようと思っていたけど当日見送ったものの紹介をしてみました。
僕と同じ30代~40代になってくると、トレンドを真正面から取り入れるのはちょっと気恥ずかしかったりするんですが、+Jのアイテムはそのあたりをちょうどいい感じで取り入れることができるので個人的にはとても気に入っています。
それだけに今回でさいごになるのは残念ですが、前回ほど初動で売れまくっているわけではなさそうなので今からでも購入できるものがたくさんありそう。
一つでも参考になると幸いです。