突然googleさんから「googleフォトの容量無制限やめるわ!」と無慈悲な通知がありました。
課金しても容量無制限にはならないし、大容量のバックアップとして使っていくなら、今まで不要だった月額費用をを支払っていく必要があります。
回避先を考えてましたが、当面はAmazonプライムのサービスの一つであるAmazonフォトが最有力。
アマゾンプライムに入会する必要があるので無料ではないですが、容量無制限な上に写真データを圧縮せずにそのままの大きさで保存できます。
この記事の内容
googleフォトの容量無制限サービスが2020年5月で終了。
改めてですが、2020年5月末をもって、googleフォトの容量無制限サービスが終了することが発表されました。
参考 Googleフォトの容量無制限無料バックアップ、2021年5月末で終了 – ITmedia NEWSITmedia NEWS
いや、そりゃあ困るよね。スマホの中で大半の容量を占めるのが写真や動画データという人は多いはず。
そのデータをgoogleフォトに逃がして、ストレージを節約するというのが常套手段となっていました。
僕のiPhoneも最近googleフォトに逃がすのを怠ってたのでもうこんな感じ。
これができなくなると、ちょっとどころではなく困る。Googleフォトを頼りに、ストレージサイズの小さいiPhoneを購入していた人もたくさんいるはず。
5月以降のgoogleフォトの仕様
5月以降のgoogleフォトは、googleアカウントに紐づくGoogleドライブの容量を使うことになります。
メールもgoogleフォトもドライブの中のファイルも全部合わせて15GB。これキツくないですか?
有料プランは以下の通り。
- 100GB(月額250円/年額2,500円)
- 200GB(月額380円/年額3,800円)
- 2TB(月額1,300円/年額13,000円)
いずれのプランも年単位だと2か月分お得になる金額設定。ただ200GBなんてあっという間。スマホ1台分しか保存できないんですよ。
どうせ月額利用料を数百円払うなら、Amazonプライムに入ってAmazonフォトを使いましょうそうしましょう。
容量無制限・画質劣化なしのAmazonフォトに逃げよう
Googleフォトの代替サービスとしておすすめなのはAmazonのプライム会員向けサービスの一つである「Amazonフォト」。
容量無制限なのはgoogleフォトと同じですが、googleが保存時に写真を自動で圧縮するのに対して、こちらは元の画質を保持して保存してくれます。
ただし、使用にはAmazonプライムに入会が必要です。
入会から30日間無料!
Amazonプライムのサービスを簡単におさらい
月額500円もしくは年額4,900円で使えるAmazonプライムサービスの一覧は以下の通り。アマゾンフォト以外にもたくさん特典があります。
- 送料無料
- 翌日(一部都市部は当日)お届け無料
- 注文から2時間で届くprime now
- 動画見放題のprime video
- 音楽聴き放題 prime music
- 対象の本読み放題 prime reading
- クラウドに写真が無制限で保存 Amazon photos
primeビデオだけでも元が取れるレベル!
Amazonフォトでも自動アップロードを設定しよう
Googleフォトと同じく、Amazonフォトもデバイスの写真や動画を自動でアップロードしてくれます。
その他>設定>アップロードと進み、自動保存をオンにすれば完了。
その下にある「モバイルデータを利用して写真(ビデオ)を保存する」をオフのままにしておけば、WiFi環境下のみアップロードを有効にできます。
写真は容量無制限で画像データの圧縮もなし
googleフォトとの最大の違いは、画像を圧縮せずにそのままのサイズでアップロードできること。
もちろんRAWデータもそのままアップできます。
これは参考までにLightroomのアプリで撮ったので容量がそもそも小さいですが、ちゃんと拡張子が「.dng」となっています。
googleフォトでもアップロード時はRAW形式のままですが、大きな容量の写真ファイルは自動で圧縮されます。
一眼や大きいセンサーのカメラで撮ると写真1枚あたりが平気で10MBとか20MBになってしまいますよね。
Amazonフォトであればそのままのサイズでアップロード、保管されるので後からダウンロードして加工する際にも高画質のデータで作業できます。
要注意! 動画は5GBまで
googleフォトと比較して一番のデメリットはこれ。動画はAmazonドライブの容量と合わせて5GBまでしか保存できません。
動画中心の人はちょっと辛いかもな
外部ストレージとしてポータブルSSDを使うのもあり
外付けのポータブルSSDも、出たてのころと比べてかなり安くなってきました。
サイズもコンパクトだし、なによりデータを手元に置いておけるので、その方が安心という人もいるかもしれません。
お手頃価格になってきたポータブルSSD
かつては数万円するのも当たり前だったポータブルSSDも、最近だと500GBでも10,000円を切ってきます。
しかも40gもないですからね。いつでも持ち運べる。
USB-Cポートを備えているiPadProなら、直接データのやり取りを行えるものも多々ありますが、iPhoneは現状ではサポートされていないですね。
iPhoneにつないでも、iPhone側から供給される電力が足りずに正常に動作しないみたい。
それでもiPhoneでポータブルSSDを使うには
一応、裏技的にはこういうアダプタをつないで、外部から給電しながらポータブルSSDを使うと、正常に認識されてデータのやり取りが行えます。
ただし公式にサポートはされていません。途中で電力供給がダウンしてデータが消え去る可能性もあるので自己責任で。
Amazonプライム会員費用をお得する方法
Amazon Mastercardゴールドに入会すると、Amazonプライムの年会費が実質お得になります。
プライム会員の年額費用が3,900円から4,900円に値上がりしたことで、Amazon Mastercardゴールドに入会した方が実質お得という謎の現象が発生しました。
とり
まとん
Amazon Mastercardゴールドの年会費:10,800円(税込)
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「カードご利用代金WEB明細書」サービスに加入
→1,080円/年 割引
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「マイ・ペイすリボ」に加入
→5,400円/年 割引
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【年会費10,800円】-【1,080円】-【5,400円】
⇒これで年会費が税込4,320円になります。
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Amazon Mastercardゴールドの特典として「プライム会員サービスが使える」というのがあります。
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プライム会員に普通に入るのには年額4,900円かかりますよね?
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ゴールドカードに入会して上の手続きをすれば4,320円の年会費でプライム会員サービスが使えるようになるので、こっちの方がお得だよねって考え方です。
さらにAmazonでのお買い物の際、Amazonゴールドカード支払いをすればサイバーマンデーなら3.5%、通常時も2.5%がポイントとして帰ってきます。
まとん
最初にカードを申し込むときに、マイ・ペイすリボとWEB明細サービスに申し込んでおかないと、上記の割引が適用されません。
さいごに
というわけで2020年5月末をもって、容量無制限を終了するgoogleフォトの代替案について考えてみました。
とりあえず5月までは無制限でアップロードができるみたいなので、今のデータはせっせと逃がしつつ、早めに次のサービスを探し始めましょう。
すでに併用している人も多いかと思いますが、Amazonフォトであれば、Googleフォトを使っていた時とよく似た環境を作れそうなので、当面はこちらで運用しようと思います。
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[…] 正直なところ、プライムビデオだけでも元が取れるんじゃないかなと思ってしまいます。Amazonフォトは無制限保存サービスを終了するGoogleフォトの代替案としても有効だと思います。 […]