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無印料品の理念を体現した「アルミ丸軸万年筆」 ミニマルを形にするときっとこうなる

最近の社会の流れに漏れず、ウチの会社でもペーパーレス化・デジタル化の波がやってきています。

予定はgoogleカレンダー、会議はハングアウト、書類はPDF化でクラウド管理とどんどんとアナログ派は肩身が狭くなってきました。

ぼくもある程度のシステムは使ってはいるんですが、やはり最初のアイデア出しから整理までは紙とペンがほしい。最近技術の進歩が著しいのは百も承知ですが、それでも紙とペンの書き心地に匹敵するものはまだまだないような気がします。

スタイラスペンと手書きアプリだとなぜか頭にスッと入ってきません。技術の進歩にぼくがついていけていないだけかもしれませんが。

スケジュールは他の人との共有がありますので、もうgoogleカレンダーに一本化し、スケジュール帳を使うのはやめてしまいました。ただノートとペンはどうしても手放せません。

ノートはその時の気分によって使い分けていますが、ペンはここ2年くらいは無印良品の万年筆がメイン。先日落としたペンを踏んでしまい、べっこり凹んでしまいましたので買い替えたのですが、改めてやっぱりいいものだなと思いました。

無印良品の理念を体現した「アルミ丸軸万年筆」

とにかくミニマル

「万年筆」といわれてこの形を想像する人はそうそういないはず。もっと装飾的で曲線的というのが一般的な万年筆のイメージ。ただ無印良品の万年筆はその対極。とにかく装飾性を徹底的に排除してペン軸、ペン先、キャップという要素を残したらこうなりましたよと。

ペン軸からキャップまで1本のアルミのスティックのよう。持ち手の部分の加工もあくまで「滑り止め」という機能を持たせ、ただのデザインで終わらせていません。

ペン先には装飾

キャップを外すと、ギャップ狙いなのかなんなのかはわかりませんがペン先には急に装飾が。ここもシンプルに作ってきそうなものですが、これはこれでいいのかもしれません。

キャップをしていると、無機質な1本のアルミのかたまり。キャップを外すと装飾的な万年筆。考えすぎですかね。

たくさん万年筆を持ってるわけではないので比較することもできないんですが、ヌルヌルと気持ちよく書けます。やや太めでしょうか。

製品精度がすごい

ちょっとスゴイなと思ったのが、このキャップの加工精度。

別に詳しいわけではないんですけど、このキャップの薄く加工した部分が、ペン軸のおしりの溝に完全にフィット。

しかもガタツキなくカチッとはまります。

これすごくないですか? 税込1,155円ですよこの万年筆。

無印良品であること ミニマルであること

無印良品の製品すべてに共通すると思っているんですが、やはり極力シンプルであり、ミニマル。過度な装飾をそぎ落として匿名性を持たせることで、そこにあることに何の違和感も持たせずに溶け込んでいる。なんだかそんな気がしますよね。

この万年筆はまさにそういった要素が凝縮されています。どんなノートと一緒にしてもデザイン的に邪魔をせずそっと寄り添う。とにかくムダな要素を取り除き、そぎ落としていく。そのこだわりがキャップや継ぎ目の精度にも出ているように感じます。

重複してしまいますが、なによりこれを税込1,155円で大量生産できてしまうことが無印良品の強み。選択と集中。それにより可能になる大量生産。

仮に壊れてしまっても無くしてしまっても、また同じものがそれも安く手に入るという安心感があるから、日常の道具としてガンガン使っていけます。

今のお気に入りはMDノート(A5サイズ)

無印良品の万年筆とセットで使っているのはMDノートのA5サイズ。

こちらも表紙にとくになにも書かれていない「ただ書くことにこだわった」ミニマルデザインが無印良品の万年筆にと絶妙にマッチします。

http://www.midori-japan.co.jp/md/products/mdnote/

またどのページでもパタンと180度開いて、書くことを邪魔しません。ボールペンでも万年筆でもスベリと引っ掛かりのバランスがよくて、書いていて気持ちいい。

紙の色も、ちょっとクリームがかっていて、真っ白ではありません。優しい色合いで、黒や青のインクもキレイに見える気がします。

サイズはA5サイズ。文庫本サイズを使っていたこともありましたが、アイデア出しに書きなぐるのにちょっと物足りず、さりとて、できるだけ持ち歩くものはコンパクトに収めたいので、このサイズになりました。

ノートはこれに限らず、方眼のあるタイプを使っています。字を書くときにこの方眼内におさめて書くわけではありませんが、無地の紙はちょっと不安で、なにかしら目印がほしいんです。

表紙には付属のインデックスシールだけを貼って、透明のカバーを付けて使っています。ペンホルダーがあるので、このカバーを装着すると、万年筆と一緒に持ち歩けます。

ノートのデザインが見えてこれが一番だと思っていたのんですが、ヌメ革のカバーにも惹かれていまして、もしかしたら買い替えるかもしれません。ヌメ革の経年変化って、目に見えてわかるし好きなんですよね。

 

さいごに

単純に「書く」だけであればボールペンでもいいはずなんです。にじみも出ないし、使いやすい。

万年筆に求めるのは「書く」という体験なのかもしれません。そこはやはり感覚的なものだし、その体験を通してでしか刺激できないものがあるのでしょうね。

ぼくの場合は考えを整理する、記憶する入口。PCで作った資料よりも、紙とペンで書いたメモの方が鮮明に覚えてたりします。

デジタルな世界で育っていく今の子供たちは、もしかしたらそうではなく、PCやタブレットで直接入力したほうがより記憶や感覚が喚起されるようになるのかもしれませんが、ぼくにはまだもう少し紙とペンが必要です。

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