タイトルの通りの心の叫びです。
赤ちゃんはかわいいというのはもちろん大前提なのですが、夜間の2時間おき、3時間おきの授乳ってお父さんが思っているよりもお母さんにとっては苦痛なんですよね。
ウチの奥さんは特に「睡眠が至上の喜び」という人ですので、もうこれに耐えかねて
1歳を迎えたことを契機に夜間断乳にチャレンジしました。
夜間断乳開始
よくある基本の方法
- 1日たくさん遊ばせる。特にハイハイを多めにして体力を消耗させてあげる。
- 寝る前の授乳は途中で切り上げずにたっぷり。
- 僕が一緒に寝て、お母さんは別の部屋で寝る。
- どんなに泣きさけばれても、絶対に朝まであげないという鉄の意志
特にどの体験記やハウツーをよんでも、最後のメンタルが一番大事だという結論に落ち着いていました。私たちも相当の覚悟をもって臨むことにしました。とにかくよく言われている「3日間が勝負」という言葉を信じて…
実践してみました
最初の3日間は成功?
タイトルにウソだねと書きましたが厳密にいうと成功しかかりました。寝る前はたっぷりと授乳。入眠も割とスムーズ。普段と変わらず20分くらいゴロゴロトントンしていたら眠りました。
夜中は2時間起きにお目覚めになられ、最大音量で泣きわめきます。防音に定評のある、ダイワのD-roomでよかった。。。
ここからは抱っこひもでひたすら我慢比べ。最初は1時間くらい戦うことになりましたが何とか眠ってくれました。その後も同様の戦いを2回。
ちなみにこのとき、エルゴの抱っこひもを使っていたのですがベッドに下すタイミングで何度も背中センサーが発動。着地に失敗するという自爆がおこりさらに疲弊してしまいました。
これも一つのきっかけとして、キューズベリーの抱っこひもに巡り合うのですがそれはまた別のお話し。
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初日はかなり苦戦しましたが、夜中に起きる回数が2日目は2回、3日目は1回と目に見えて少なくなってきたことで、成功が見えてきました。
この間、別にリビングのソファで寝ていた奥さんも、久々のまとまった睡眠でご機嫌。
大失敗の4日目 原因は合流
さて調子に乗っていた4日目の夜。もう大丈夫だろうと意気揚々とお母さんとも合流しました。結果的にこれが大失敗。
入眠はスムーズにいったのですが、2時間後またお目覚め。
昨日までは、夜の寝かしつけも抱っこひもで10分ぐらいでしたので「ハイハイ今日もね」くらいの感じで抱っこひもで寝かしつけにかかりました。
しかしこの日の夜は様子が違います。初日に戻ったかのような大号泣。
お母さんがそこにいるのになぜオッパイくれないんだということでしょう。泣きすぎて吐くんじゃないかというくらい。それはさながらひとり怪獣大戦争。あるく人間拡声器。
ここからは初日からの工程のやり直しです。しかし、合流前の状態になるまで5日くらいかかってしまいましたが、なんとかこの時点では20時から4時頃までまとめて寝てくれるようになりました。
8時間ものまとまった睡眠がどれほど素晴らしいかこれを読んでいただいてる方々ならわかってもらえると思います。
この5日間の疲労感がハンパではありませんでした。一度経験したダメージをもう一度くらうというのは精神的にもつらいものがあります。治りかけの傷をえぐられるかのような…
まだ4時に起きてるじゃないかと思われるかもしれませんがもうこれだけの時間まとまって寝てくれるだけで我が家としては大成功。
ここでの経験を生かして、さらに2か月後、完全断乳へと進んでいきます。
一番重要なのはメンタル
繰り返しになりますが、大事なのは今頑張れば素晴らしい日々がやってくることを信じてガマンすること。途中で辞めることは、その一瞬は楽になりますが、母乳への執着が強くなり、次のチャレンジを困難にしてしまいます。
新米お父さん、お母さんの最初の踏ん張りどころかもしれません。
僕達も、最初は本当にこのやりかたであってるのかと疑心暗鬼でした。
3日という目標日数を超えてもゴールに到達できず、さらに自分たちの失敗もあり絶望的な気分にもなりましたが、それでも踏ん張れたおかげで、安眠を得ることができるようになりました。
さいごに
ここまでメンタル勝負と書いてきてアレなんですが、1週間続けても結果が伴わないようでしたら一旦やめる勇気も必要です。赤ちゃんと家族の為にやっていることですので、まずはそれを念頭におくことが大事です。ここまでやって、無理ならやめようと決めることで、開き直って断乳期間中は頑張れますし。
繰り返しますが、大事なのは赤ちゃんも両親も含めて、家族が楽になること。
撤退するもまた勇気です。大人になっても夜泣きする人なんていません。いつかは必ずできることです。
断乳すると決めたら最初に読むべき本
今回、断乳するにあたって、いろんなサイトや本を読み漁りましたが一番ハラオチしたのはこちら。
ネットで検索したり、話を聞いたりしてるといろんな知識は入ってくるんですけど、「その人の成功談」なので、自分にも当てはまるかどうかはわかりません。逆に迷子になってしまうこともあります。
この本は、方法論の提案もしてくれますが、どちらかというと心構えを教えてくれました。「いろんなやり方はあるけど、でも決して絶対ではないんだよその人にあったやりかたでいいんだよ」と。
かなり気持ちが楽になりました。大変そうだな身構えがちな断乳ですが、1時間もかからず読めてしまいますので是非最初に読んでください。