iPad miniで動画視聴、テキスト入力をするならこれが最高だと思っているアイテムがMalexstand M。
メカニカル感溢れるギークな仕組みやスチールの質感など見た目的にも心揺さぶられるものがあるのですが、使い勝手としても前スタンドの中で一番気に入っていると言っても過言ではありません。
- 高さ調節、縦横が自在
- 2.3mmと極薄
- 複数デバイスで共用できる
- アップルペンシル使用には不向き
- 足を伸ばすのにコツが必要
▽ 動画でも紹介しています
【Majextand Mレビュー】iPad miniにおすすめ。おしゃれでギークな立体スタンド
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この記事の内容
カチカチと動く歯車にやみつき|Majexstand Mレビュー
同梱物・デザイン
同梱されているのは本体と、スタンドをデバイスに装着するためのベースになるドッキングシートが1枚。
本体のスタンドはクレジットカードより少し大きいくらい。薄さは定規だと計測不能(仕様表だと2.3mm)なほど薄いですね。
スチール製で質感も高く、5,000円近くする商品ですが所有欲を満たしてくれるアイテムです。
ドッキングシートは繰り返し貼って剥がしてができるものです。2つひと組のマグネットが合計4箇所に用意されています。
スタンド本体の裏側はこんな感じ、この窪みの部分にドッキングシートが吸い付いてデバイスをスタンドに固定します。
装着感
実際にiPad mini(第6世代)に取り付けてみました。
折りたたんでいる状態だとこんな感じ。色はシルバーを選択しました。iPad miniがスターライトという少しゴールドがかったシルバーなので、比べてみると一体感という意味ではいまいちですがそんなに大きな違和感はないかな。
薄いので取り付けたままカバンに入れても邪魔にならないし、マグネットがバッグの中で取れてしまいそうな感じもありません。なかなかの安定感
縦横どちらでも使えて安定感も抜群
足を伸ばしてみましょう。
ちょっとスタンドの伸ばしはじめにコツが必要です。スタンドを持ってそっと垂直に持ち上げるようにするとカチカチと気持ちよく足が伸びていきます。
この操作、ちょっと慣れが必要で、最初のうちはマグネットか外れてしまいちょっとだけイラッとしますね。
スタンドの高さに応じて角度も立ってきます。なので、「この高さで角度はもっと寝かせたい」みたいな角度調整はできません。
横置きにするとこんな感じです。こっちで使う割合が多いんじゃないかと思います。動画視聴とかオンライン会議、テキスト入力なんかもスマートフォリオのように机に直置きよりも多少高さが出た方が使いやすさは上がりますね。
縦置きだとこんな感じ。ブログを更新したり、ワードベースでの資料を作成したりするときは縦向きの方が使い勝手がいいですね。
縦スクロールが多いウェブサイトを見るような時やTwitterを垂れ流すのにも縦向きの方がいいかもしれません。
見た目は細い脚に支えられていて頼りない印象を受けますが、安定感は悪くありません。
スタンドに置いたままスクロールやタップなどの操作をする分にはぐらつくこともなく、ストレスなく使えます。
ぼくはiPad miniを装着して使っているんですが、スタンド側を持ち上げてひっくり返してもマグネットが外れる気配はありません。
11インチクラスのiPadシリーズにも対応しているのでiPad miniくらいなら余裕ですね。
ドッキングシートを別で購入すれば複数端末で使用することもできます。ドッキングシート自体も水洗いすれば粘着力が復活します。かなり耐久性がありそうなので、通常使用の範囲では何度でも繰り返し使えそうな感じです。
スマートフォンに貼り付けて使うこともできますがiPhone12miniや13miniだとドッキングシートがはみ出してしまうので少しハサミで切る必要があります。
歯車がカチカチ動くギークなギミックが最高
機能性もさることながら、この男心をくすぐるようなギミックやデザインが最高なんですよね。
足を伸ばすときのカチカチという小気味いいクリック音のような音と連動して動く歯車のような操作感。
横や後ろから見た姿がまたかっこいいんですけど、この細い足と小さなヒンジの組み合わせやメタルっぽさもいい。こんなに華奢なパーツの組み合わせなのに、剛性感も高くてちょっと押したくらいじゃビクともしないんですよね。
コレクター心というか自分の中の少年の気持ちが揺さぶられるというか、なんかこういうの無性に好きだったよなぁと思い返してしまいます。
しかもこういうデザイン先行のものって機能性を犠牲にしていることが多いんですけど、このmajextand Mは機能性にも一切の妥協を感じないんですよね。
写真で見るものもかっこいいんですけど、実際手に取ったときの満足度もかなり高いので、ぜひ触ってみてほしい。
Majexstand Mを数ヶ月使ってみた感想
動画視聴、テキスト入力にはちょうどいい高さと角度
SmartFolioとの最大の違いが使用時にテーブルから高さが出ること。そんなに何十センチも立ち上がるわけではないんですけど、快適さが全然違うんですよね。
短時間の使用であれば動画視聴でもテキスト入力でもSmartFolioで問題ないんですけど、ちょっと腰を据えてしっかり作業するときは、この高さがあることで疲労度や快適さがずいぶん変わるという印象です。
SmartFolioの横置きだと、集中していると覗き込むような姿勢になりがちなので、背骨や首、肩にどうしても負担がかかってしまいますよね。
高さによって角度が固定されてしまい調節ができないのもが、しかしたら不便かもしれないと思っていたんですが、実際使ってみるとほぼ違和感はないなと思いました。
高さと角度のバランスがちょうどいいので、少なくとも僕は不満無く使うことができました。
コツが必要な曲げ伸ばしとペン入力対応がやや不満
やや不満な点としては、足を伸ばす操作にコツが必要なことと、ペン入力にはやや不向きかなという2点です。
足を伸ばすにはスタンドとiPadminiのすき間に指先を入れてそっと垂直に引っ張るとカチカチと伸びていく仕組みです。ここの力加減と指をいれるポイントが結構コツが必要で、最初ウチは足を伸ばそうとするとポロポロとスタンドが外れてしまうんですよね。
慣れてくると問題ないんですが、それでも成功率8割くらい。なんかドツボにはまると全然展開できなかったりもするので、もうちょっと磁力が強かったりするとありがたかったなと。
またApplePencilでペン入力をするときもちょっと使い勝手が悪いですね。
スタンドを外してドッキングシートだけにしても、やっぱりどうしてもガタついてしまいます。片手で支えながら書き込むのであれば問題ないんですが、テーブルに置いて書くのにはちょっと不向き。
iPad mini(第6世代用)SmartFolioと一緒に使えそう
ペン入力のガタツキについては、SmartFolioと一緒に使えたら解決するのになぁ… と思って何気に付けてみたら思ったより違和感なく装着できてしまいました。
Majextandを使うなら何かiPadminiを入れるスリーブも用意しないとなと思ってたんですが、SmartFolioが使えるならそっちの問題も解決して一石二鳥です。
さすがにスタンド本体を付けたままは無理なんですが、ドッキングシートだけならこんな感じです。
このままテーブルに直においてもいいし、普通にSmartFolioのスタンドとして使うこともできます。
ガタツキも無いのでペン入力もノーストレス。こりゃいいや。
スタンドも一応スマートフォリオの背面に、裏向きでならくっつけることもできます。一応ね。
見た目はアレですが、一緒に持ち運べると便利なので、実用性に振り切るならこんな感じでフルアーマー的にくっつけといてもいいのではないでしょうか。
僕は気がついたらこうなってました。
ドキングシートをハードケースの上から貼ると何かと捗る
iPadminiに直接ドッキングシートを貼るのはな… という場合は、安いクリアケースを買って、そっちに貼るものいいですよ。
TPUのような柔らかいものよりは堅めのハードケースがおすすめです。ケースが柔らかいと取り外したりしているうちに接着面がはがれてきてしまいます。
僕はMoftXも好きなので気分によって使い分けています。ケースに貼り付けておけば、それを取り換えるだけで好きなスタンドを使えるので、いろんなスタンドを使いたいなという人には、これは結構おすすめです。
さいごに
こんな感じで使い勝手とデザインが完全に両立したスマホ・タブレットスタンド『Majextand M』を紹介してみました。
使い心地を犠牲にすることなく、この機械好きの心をくすぐるようなギークなデザインやギミックを成立させてるのは本当にすごいと思います。
特にタブレットでの動画視聴やテキスト入力との相性ばつぐんなので、iPad miniユーザーは買って損なし。
▽ 動画でも紹介しています
【Majextand Mレビュー】iPad miniにおすすめ。おしゃれでギークな立体スタンド
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